他人を変えることはできない。子どものために親は心に余裕を持って!
このような「子連れに冷たい人」を変えようとするのは、とうてい無理です。
そして、これから先、「他人への無関心さ」や「他人を思いやる余裕のなさ」を払拭できるような環境の変化が起きるようには思えません。
では、私たち子育て中の親はどうすればいいのか?
これは、あくまで私の考えですが、もう「自分の考えを変える」しかないのです。自分の気持ちを守ることを優先しましょう。
もしも、周囲から冷たい視線を感じたら「もう少し静かにしようね」などあえて周囲に聞こえるような大きさの声で子どもに語りかけ、「私は周囲に気を使っている」というアピールをしたらいいと思います。
また、文句を言われたら「すみません」といいながら、心のなかでは、「子育ては立派な社会貢献、私は社会貢献をしているのだ!」と開き直って考えて自分の気持ちを守りましょう。
これだけ「少子化!少子化!」と騒がれているなかで、「私は未来の希望を育てているのだ!きっとこの先社会の役にたつだろう」と考えれば、周囲から嫌味を言われようとある程度スルーできるのではないでしょうか。
子どもが安心してすくすくと育つには、親自身に余裕がなければならないと考えます。いつも周囲の視線を気にしてピリピリしていては、子どもにも悪影響です。
自分に余裕がなければ、子どもに寄り添い、見守ることは難しいのではないでしょうか。
いま政府が「異次元の少子化対策」を掲げていますが、少しでも子育てへの理解が深まるような環境になってほしいものです。
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