「なんとなく後回しの沼」にハマったときは
日々の生活のなかで「後回し」にしちゃって後悔することってありませんか?以前の私は結構ありましたが、いまはかなり減りました。
やったほうがいい、やらなきゃいけないと頭では分かっているのに、すぐに行動できない(しない)で、後回しにする。
後回しにした結果、ずっとそれが心に引っかかっていてモヤモヤする。
切羽詰まってやる羽目になると、思ったクオリティに届かず、それにもモヤモヤする。
私はこんな状態で、ウン十年を過ごしてきました。その生活ぶりは、漏れなく子どもにも受け継がれてしまい、親子で「なんとなく後回しの沼」にハマっていたんですね。
そこから脱却できはじめたきっかけは、脳科学の一端に触れたことでした。
いろいろな種類のモヤモヤを「何が」「どうして」モヤるのか。そのモヤモヤを自分は「どれくらい」「どうしたいのか」を考えられるようになってきました。
これは先ほどお伝えした「自律」についても関連しています。
とにかく、一旦落ち着いて「何をどれくらいどうしたいのか」それを阻んでいる自分の感情を書き出してみることで、長年の後回し病から脱しはじめました。
そうなると、気分がいいんですよね。
目の前のやらなきゃいけないことが次々消えていく快感。意識してその行動を取っているからこそ自覚できる快感です。
やりたくないのではなくて、やらない選択をしていたことに気づいたんです。
もし、私と同じ後回し病にモヤモヤしている方がいらっしゃったら、この気分のよさを体験してほしいなと思います。
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