別れるのに「最後に親に紹介させて」ってどういうこと…?
「将来性がなく、このまま付き合っていても結婚は無理だなと思ったので、先日彼氏に別れを告げました。付き合って1年、彼氏は結婚を視野に入れていたのかもしれませんが、とにかくプライドが高くてDV気質もあったので、私としてはよい決断だったと思っています。でも…別れる前に『親に紹介させてほしい』って言われたんです」
別れ話をしているのに、最後に親に紹介させてと頼まれたエリカさん(仮名)。理由を聞くと、とんでもない回答が返ってきたと言います。
「すでに両親に『結婚を考えている相手がいて、来年籍を入れる。あらかじめ結婚に必要な資金を貸してほしい』と言っていたそうなんです。彼氏は買い物が大好きだったんですが、ほしいものを買う資金が足りず、そんなことを親に言ったんだそう…。親を傷つけたくないから、責めて紹介させてとのことでした。そんなの承諾できるわけないですよね」
拒否したところ、なんと彼は激昂したといいます。紹介しても結婚はしないのだから、いずれ嘘だとバレるのに…。そんなエリカさんの言葉にも、彼は耳を貸しません。
「彼女を連れていけば、またさらに援助を受けられるかもしれないし、返済も延長してくれるかもしれない。そんな考えだったんでしょう。両親を騙すために私を使うなんて信じられない。絶句でしたね。腹が立ったので、私は彼氏の妹経由で両親にその事実を伝えました」
なんとエリカさんは彼氏の妹と面識があったそう。エリカさんに言われたありえないお願いについて、すべて詳細に両親に話しました。
「後日彼は私に謝罪の手紙を送ってきて、今後二度と近づかないと約束してくれましたよ。妹さんから聞いた話ですが、両親からは二度とお金を貸さないと宣言され、借りていたお金もすぐに返せときつくお灸をすえられたそうです」
最後のお願いには、男性の本性が隠れているのかもしれませんね。
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