役割を見つめ直すことからはじめる
これまでに良好な関係を作りあげてきた間柄であっても、役割が変わりこれまでの関係が変わることもあります。
たとえば、職場で同じ部署で担当としてお互いに頑張ってきた間柄であっても、どちらかが昇進して上司と部下の関係になったことから、あわなくなることもありますね。
「お互いがどんな役割を演じていくのか」によって、関係性のあり方がガラッと変わることもあるのです。
だからこそ、うまくいっていないと感じられるときには「どんな役割を演じていきたいのか」を見つめ直してみることが大切になってきます。
自分と似たタイプの人がいることで、逆に自分の居場所をなくしてしまっているのかもしれない。
そう感じられるときには、思い切って環境を変えるチャンスなのかもしれません。あなたを必要としている人に、必要とされる環境であるからこそ、自分らしさを発揮できるものですよね。
あくまでも自分自身がどんな人に囲まれて、どのような環境を望んでいるのか。
あなたにそうした想いがなければ、周囲の環境があなたの役割を作りあげていくことになります。
あくまでも、主体的に自分で自分の役割を作りあげていけば、充実感もついてくるもの。
他人があなたに望んでいる役割を演じ続けているから、精神的に消耗してしまいます。
誰かのために生きるのではなく、自分の人生を生きようと決めること。
いま生きている人生は一度きりの人生であって、その主人公は自分自身であることは忘れたくないですよね。
自分の役割を考えるのは、おっくうに感じられるところがあるかもしれません。
ただ、そこで自分のポジションを作りあげていくことができるからこそ、人間関係の不満もうまくコントロールできるようになっていくものです。
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