整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。
突然ですがみなさんは、「整理収納アドバイザー」について知っていますか?
最近は、モノの整理や収納のプロとしてテレビやラジオ、本などでも取り上げられている職業です。
私も整理収納アドバイザーとして活動していますが、そもそも整理収納アドバイザーはどのようなことをする職業なのか、またどうしたらなれるのか、知らない方も多いと思います。
そもそも、整理収納アドバイザーとは?
整理収納アドバイザーとは、ハウスキーピング協会で認定された資格。いわば、家やオフィスのモノの整理や収納に関するプロです。
現在、整理収納アドバイザー2級は168,863名、1級は13,146名の収納のプロが全国にいます(※2023年2月現在)。
ちなみに、整理収納アドバイザーと名乗って活動してよいのは1級取得者のみです。よって、テレビや雑誌などで見る整理収納アドバイザーと名乗っている方々は1級の資格を取得しています。
わたしが整理収納アドバイザーを目指したきっかけ
私はもともとズボラな性格で、一人暮らしを始めてからよりズボラが加速し、誰も来ないことをいいことにどんどん部屋は散らかる生活になっていました。
すると、比例するかのようにプライベートや仕事が全くうまくいかなくなったのです。
そんな負のループのなかにいたとき、ふと、「この部屋をキレイにしたら何かが変わるかもしれない」と感じたのでした。
でも、部屋をキレイにしたいと思っても、どうモノの整理をしていいのか、収納の仕方など全くわかりません。
そんなときに「整理収納アドバイザー講座」があることを知り、最初は自分の部屋の片づけができるようになるために整理収納アドバイザー2級講座を受講しました。
整理収納アドバイザー講座を受講したら…
整理収納アドバイザー2級を受講したら、これまでどうしてモノの整理ができなかったのか、なぜ部屋がすぐ散らかっていたのか、散らかりにくくするためのポイントや収納のコツなどがわかり、まさに目から鱗でした。
講座で学んだことを家でも取り入れていくうちに、さまざまな気づきがあり、部屋のなかはもちろん、自分の内面とも向き合うことができるようになりました。
これまでいろいろなことを後回しにしていた暮らしとも卒業できたり、負のループからも抜け出すことができたのです。
自分が変化したことをきっかけに、たくさんの人たちに整理収納を知ってもらいたいと思うようになり、整理収納アドバイザー1級の資格取得を目指すようになりました。
振り返ると、久しぶりの試験勉強も楽しかった記憶がありますね。そして、1級の資格を取得しました。