休日のタイミングで(女性/37歳/総務)
「子どもが小さいうちは、夫婦ふたりきりになる時間がなくて、不満があってもきちんと話せず我慢することも多かったです。
小学生になった息子が週末は友達の家に遊びに行くようになり、その時間を狙っていまは夫と話し合っています。
衝突を避けた挙げ句にお互いの顔色を伺いながら暮らすようになり、家庭内別居のような状態になった時期もあって、休日は家でゆっくりしたいと言う夫には悪いけれど不満はなるべく溜めないようにしていますね。
それは夫もわかっていて、私が話したそうにしている空気を感じても逃げずに家にいてくれるのは助かります。
帰宅するときはなるべくその前に電話をするよう息子にはキッズケータイを持たせていて、話す時間が限定されているせいかダラダラと喧嘩するのではなく解決を考えられるのもいいかなと思っています。
息子になるべく夫婦喧嘩を見せたくないのは私も夫も同じで、お互いに『週末に話そう』と思うせいかその場で激しくぶつかるようなことはありません。
私と夫は口が達者なほうではなく気持ちを伝えるのが苦手で、だからこそ話すタイミングを決めておくほうが、落ち着いて言葉が出る気がしています」(女性/37歳/総務)
子どもがある程度大きくなると、休日は外に遊びに行くため家にふたりきりというタイミングが訪れます。
その限られた時間を問題の解決にあてることは、喧嘩を子どもに見せないのと同時に夫婦の気持ちも揃うよい機会になりそうです。
かといって週末までが長いときはひたすら待つのもつらく、耐えるより小出しにしてパートナーに知っておいてもらうのも、ストレスを溜めない工夫ですね。