「喧嘩」の空気をなるべく減らすこと(女性/40歳/自営業)
「私自身、両親が目の前で大声を上げて罵り合うような家庭で育ち、恐怖を覚えながら家での時間をやり過ごしてきました。
自分が結婚したらその場面を思い出すようになり、『絶対にああはならない』と何度も思い、子どもができてからは夫婦喧嘩を見せないように気をつけています。
このことは夫にも伝えていて、『そもそも喧嘩の空気を作らないのも大事では』と話したことがありました。
子どもがいる場所で衝突があり険悪なムードになりかけたら、どちらでもいいからぱっと会話を切り上げる、嫌な言葉を口にする前にその場を離れるなど、怒りをすぐに出さないのも重要だと思います。
話すのは子どもが寝た後と決めていて、それまでに気持ちを静めたり言いたいことをまとめたり、そのときもなるべく冷静さは意識しているつもりです。
子どもももちろん大切だけれど夫のこともちゃんと考えたくて、それは自分が親の不仲を見てきたからで、ぶつかったときこそ逃げずに向き合えるようにしていたいです。
喧嘩そのものを避けるのではなく嫌な空気をなるべく減らす努力も、夫婦としてやっていくには大事かなと思います」(女性/40歳/自営業)
子どもの前での喧嘩は避けたくても、どうしてもぶつかってしまうときもあるかもしれません。
そんなときに堪えることができると、嫌な場面を回避できます。
その場で堪えるだけだとストレスが溜まりますが、後できちんと話し合う約束を前もってしていれば、ふたりで協力して喧嘩の空気を減らせますよね。
子どもだけでなくパートナーのことも正しく大切にしたいと思う姿勢が、ふたりの愛情を冷まさない秘訣だと感じます。
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