6歳差の姉弟を育てるママライター、EMIです。昨年の11月に2人目を出産し、現在育休中です。
少し前に、話題になった「産休・育休中のリスキリング」。1月の国会で岸田首相が「賃金上昇やキャリアアップに向け、産休・育休中の人のリスキリングを支援する」という考えを示し、「育休はただの休みではない!」「どんだけ育児が大変か理解していない」と大炎上したのが、記憶に新しいかと思います。
しかし、なかには、「育休中に学んでおいてよかった」という意見もあり、批判する人ばかりではないようです。私も現在育休中で、実際にリスキリングをしています。
今回は、「産休・育休中のリスキリング」についてお伝えします。
そもそもリスキリングとは?
みなさんは、リスキリングという言葉を知っていましたか?
リスキリングとは、「技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶこと」です。
コロナ感染症をきっかけに新しい領域の分野の学習に励んでいる人が増えてきていますが、クシス株式会社が日本国内で働く20代~50代の男女300名を対象に実施した「日本国内のリスキリング(学び直し)に関する意識調査」では、リスキリングという言葉を半数の人が知らないと回答しており、意外と認知度が低いことがわかりました。
私も岸田首相の発言が話題になるまでは、知りませんでした。
本当に産休・育休中のリスキリングは無理なのか?
先ほどのアンケートの「育休中のリスキリングは可能か」という質問では、半数以上の人が不可能と回答しています。
やはり、「育休中に勉強する余裕なんてない」と思っている人が多いようです。
私も1人目のときは、とてもそんな余裕はありませんでした。
しかし、実際にできるかどうかは別として、「リスキリングをしてみたいか」というアンケートでは、約84%の人が「はい」と回答しています。
多くの人がリスキリングに、少なからず興味をもっていることがわかりますね。
育休中に何らかの活動をしている人は意外と多い!?
SNSで大炎上した「育休中のリスキリング」ですが、実は、育休中に育児以外の活動をしている人は意外と多いようです。
式会社mogが育休中のワーキングママ100人を対象に実施した「ワーママ100人アンケート」の「育休中何らかの活動をしたか?」というアンケートでは、8割の人が何らかの活動をしていたことがわかりました。
そして、驚きべきことにその活動のなかでもっとも多かったのが、資格取得だったのです。
これっていわゆるリスキリングですよね!?「育休中のリスキリング」に批判的な声ばかりが注目されていますが、なかにはリスキリングをしている人もいるのです。