実際に育休中にリスキリングをやってみて
1人目のときは、リスキリングをする余裕はありませんでしたが、2人目を出産したときは、産後の回復が早かったこと、うえの子が6歳である程度手離れしていたこと、産休・育休中でも幼稚園の延長保育を利用できたことなどもあり、「どうせならこの期間(育休中)に会社だけに依存するのではなく、独立できるようなスキルも身につけたい」思い、リスキリングに挑戦することにしました。
そして、リスキリングはいまも継続中です。実際にリスキリングをしてみて、感じたのは次のことです。
一時保育など、勉強時間を確保する支援もしてほしい
やはり、育児をしながらのリスキリングは、まとまった勉強時間がなかなか取れません。
特に子どもの月齢が上がるにつれ、寝返りやハイハイ、つかまり立ちなどし始めるので、だんだん目が離せなくなってきます。
生後3カ月~4カ月くらいは、授乳も間隔が空き、まとまって昼寝をしてくれる時間があれば、勉強する時間を確保することはできますが、寝返りができるようになり動き出す月齢になると、なかなか集中して勉強することは難しくなってきます。
一時保育やベビーシッターなどを利用しないと、夜子どもを寝かしつけた後や早朝に睡眠時間を削って勉強することになりかねません。
一時保育も地域によっては予約が取りづらかったりしてなかなか思うように活用できない場合もあります。また、一時保育、ベビーシッターを利用するとなると、その分費用もかかってしまいます。
リスキリングを支援するのであれば、保育環境もセットで考えてほしいと思います。
リスキリング中、無理は禁物
産後の体は自分の想像以上にダメージを受けています。
私は、産後の回復が思ったより早かったので、産後2カ月くらいで勉強を開始しましたが、無理しすぎたのか体調を崩しました。やはり、無理は禁物です。
産後の回復には個人差がありますが、ある程度まとまった睡眠が確保できるようになるまでは体調を優先した方がよいと思います。