施設に入居してもずっと同じ施設にいられるとは限らない?
施設に入居できても、急に体調が悪くなって、病院に入院するケースも考えられます。
そうなった場合、入院費と施設の賃料を2重に支払うことになり、想定外の費用がかかってしまいます。
こういった緊急自体も起こるということも考えておきましょう。
また、急な入院によって、今後の生活で医療行為が必要となった場合、退去を迫られることもあります。
そういった場合は、24時間看護師がいて、医療行為ができる施設などを検討しなければなりません。
そのときの状況に応じて施設を変える必要もあるということも頭に入れておきましょう。
無理なく老後を過ごすためにできることとは?
今回は、老人ホームにかかる費用についてお伝えしました。
老人ホームの費用は、公的施設か民間施設かどの施設を選ぶかによって大きく変わります。
特別養護老人ホームなどの公的施設の場合は、年金内で収めることも可能ですが、待機数が多く、入居のハードルが高いのが現状。
民間の施設でも、立地や築年数を気にしなければ、リーズナブルな施設を探すことも可能です。
また、民間の老人ホームに入居しながら特別養護老人ホームの空きを待つという手段もあります。
いずれにしても、施設に入居できたとしても体調の急変で入院することになり、想定外の出費がかかる場合も考えられます。
このような想定外の出費を考慮して、老後に向けて貯蓄をしていくことと、ある程度シミュレーションして「いまある資金がどのくらい持つのか」余裕をもって考えながら施設選びをするのがよいでしょう。
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