偽のインフルエンサーだった
「僕は普通の会社員。妻はクリーニング屋のパート。娘も息子も並みの学力。なのに…妻がインスタで、月収3,000万越えのキラキラインフルエンサーとして活動していました。僕は社長、娘はお嬢様中学に通うエリート、息子は東大を目指してことし中学受験をするらしいです。そんなの初めて聞いたんですけど…」
「妻が、フォロワーが5万人の料理系インフルエンサーでした…びっくりしましたね。ちなみに教えてくれたのは職場の同僚です。SNSを見てたら偶然見つけたんだそう。『我が家はいつもオーガニック、自然な食事を心がけています』という投稿に『料理上手でうらやましい!』なんてコメントが書かれていましたが、あれは料理教室をやっている俺の母親がおすそ分け、と持ってきてくれたもの。妻は一切料理をしません」
「ある日SNSでママインフルエンサーの投稿が流れてきて、興味を持って見てみたら妻でした。子育てに熱心で、丁寧な暮らしを心がけているアカウント…でもその投稿写真、全部僕の姉の家で撮ったものでした。デザイナーの姉の家はかなりおしゃれだったので、それでフォロワーを集めたようです。我が家は2LDKの賃貸マンション。オシャレとは程遠い室内です…嘘をついてまで注目を浴びようとする妻に驚きました」
誰かに認めてもらいたい、誰よりも優れていたい。そんな思いでインフルエンサーを目指す人も多いでしょう。
しかし嘘で塗り固めた投稿内容だった場合は、夫にドン引きされてしまう可能性があるので注意が必要です。
自分よりも高収入だった
「我が家は家計を別にしているので知らなかったんですが、妻のほうが僕よりもうんと高収入でした。なんだかプライドが傷つけられた感じがして…別にいいんですけどね、知りたくなかったな」
「妻の給与明細をちらっと見たら、俺よりもかなり収入が高かったんです。妻のほうが残業も少ないし、手当ても厚いし、休みも多いし…なのにどうしてって少しショックでした。妻のほうが大手だから仕方ないんでしょうけど、言葉にできないショックがありましたね」
「数年前に自営業になった妻。順調に仕事が進んで僕の扶養から抜けたのが2年前。それから気づけば、僕よりも倍以上の収入を稼いでいました。好きなことでお金を稼いで、生き生きとしていて、羨ましい…収入が高いので、自然と僕のほうが下になってしまう感じも切ないです」
仕事熱心な人なら、夫より収入が上がってしまうことも十分に考えられますよね。しかし、そんな状況にプライドが傷つけられたと感じる夫も一定数存在します。
とはいえ恥じることではありませんし、むしろ自信を持っていい部分です。夫に思わぬショックをうけさせないよう、収入をオープンにしておくのをおすすめします。