他人の家にお邪魔したとき「この人、思ってたような人と違うかも…」と感じたことはありませんか?
普段リラックスして過ごしている場所だからこそ、思っている以上に家にはその人の本当の姿が表れているもの。
今回はよその家にお邪魔したときに「こんな人なんだな」と思わず思ってしまったエピソードを5つ紹介します。
綺麗好きだと思っていたら、そうでもなかった
「娘が幼稚園児だったころ、同じ園に通っていた美人なインフルエンサーママの家にお邪魔しました。ママ友たち5人くらいでお邪魔したんですが、もう一週間前から『どんな服を着てく?』『手土産は何がいいかな』ってみんなでソワソワ。だってそのママ友、タワーマンションに住んでて、インスタにはいっつもハイセンスなインテリアの写真が上げられてるんです。身構えちゃいますよね」
当日、カナエさん(仮名)たちが子どもたちを連れママ友の家に足を踏み入れると、そこは想像と違う世界が広がっていました。
「まず玄関に子どもの靴と傘が散らばっていて、『ごめん!片付けるの忘れてた…!』って、すごい恥ずかしそうに言ってきたんです。まぁまぁ、そういうことあるよねってみんなで笑いながらリビングに向かったんですが、その途中子ども部屋のドアが開いているのを見てしまい…そこも写真で見るより散らかっていて、ママ友が『片付けても片付けても間に合わなくて困っちゃうよね』って笑ってました」
想像と違う現実に戸惑いつつも、リビングに足を踏み入れます。そこは写真でみたままの綺麗なリビングだったのですが…。
「ソファーの後ろに子どものシールが貼ってあったり、木製の棚に落書きされてたり、幼稚園のプリントが棚のうえにドサッと置かれていたり。片付いてはいましたが、よく見るとちゃんと生活感がありました」
自分たちと同じような生活感を感じ、いい意味でママ友の印象が崩れたというカナエさん。
「インフルエンサーママなので、完璧でビシッとしてる人だろうって勝手に思ってました。でも実際は私たちと同じ母親。子育てに奮闘している同志だったんです。ママ友は『お客さんが来るからもっと片付けようと思ったんだけど…』と言ってくれて、さらに『おもてなし料理作る暇もなくなっちゃったから、ピザとらない?』って。わかるわかる、そうなるよね!って笑いながらみんなでピザを食べました。インスタの写真は『子どもたちが寝てから慌てて片付けて撮ってるの』なんてぶっちゃけてくれて。有名人でも、意外と自分と同じなんだなって親近感がわき、一気に彼女が好きになりましたね」
卒園後も、ママ友との付き合いは定期的に続いていると言います。
ルールを守らないんだなと知ってしまった…
「友達の家にお邪魔したとき、ゴミの分別をまったくしてなくてドン引きしてしまいました。私たちがペットボトルのラベルをはがしていたら『そんなことする人初めて見たー!』とか言われるし、プラ容器を水洗いしてたら『そんなの全部燃えるゴミでいいんだよー!』って言われて…。ゴミの分別ってたしかに個人の常識にゆだねられてるかもしれないけど、やっぱり地域のルールだし、環境のためにも大切なことじゃないですか。友人のまさかの発言にかなり引いてしまいましたね」
そう話してくれたナオさん(仮名)。明るく優しい友人でかなりの常識人だと思っていたらしく、友人たちの間で「意外だね」とコッソリ話題になったんだとか。
「しかもその日にさらに引いたのが、突然大音量で音楽をかけだしたんです。夜の10時くらいだったかな、慌てて私たちが止めたら『お母さんみたい』って笑われました。いやいや、近所迷惑だから…って言ったけど響いてないらしく。これまでクレームはきたことないというんです。直接言わないだけで、管理会社には結構なクレームが寄せられてるのでは?と思いました」
非常識すぎる振る舞いにドン引きしてしまったというCさん。
「賃貸なのに壁にくぎとか画鋲とかバンバン打ち付けてるし、ペット禁止だけど以前ワンちゃんを飼ってたし…ワンちゃんはご実家に引き取られていったようですが。知りたくなかったけど、知っといてよかったのかもなと複雑な気持ち。みんなその日以降、どことなく距離をとるようになりました」