離婚の理由は人それぞれですが「あんなに仲が良かったのにどうして…?」と周囲が思ってしまうような離婚のケースもあるでしょう。なぜ離婚に至ったのか、気になってしまうこともありますよね。
今回は、円満夫婦のやさしい夫が突然離婚届を突き付けたエピソードを紹介します。
妻の不倫が発覚!不倫の理由に驚愕…
周囲から羨ましがられるほどおしどり夫婦だったというタクヤさん(仮名/32歳)。
現在はシングルファザーとして、男手1つで5歳と3歳の男の子の子育て中です。
「結婚当時、妻とはとても仲良く、毎日楽しい暮らしを送っていました。共働きでお互い支えあいながら、協力して育児をしていた…と思います。いまでも、もしかしたら俺の協力が足りなかったせいでこんなことになってしまったのではと不安になってしまいますね」
1年前に離婚したというタクヤさんですが、離婚の原因はなんだったのでしょう。
「離婚の原因は、妻の不倫です。週に一度子どもたちを俺に預けて飲み会に行っていたんですが、それが全部不倫相手とのデートでした。びっくりでしたよ…ストレス発散のため、と言われていた飲み会がまさか男と会うためだったとは。しかも子どもたちを放置して不倫相手に会っていたこともあったんです…長男の話を聞いて知りました」
離婚話をしたとき、妻はタクヤさんに対して泣きながら逆切れしたといいます。
「子育てに疲れたからだ、大して協力もしてないのに偉そうにするなと…。もう子どもたちは可愛くない、こうしたのはお前のせいだ、お前に子どもはくれてやる、一生自由のない暮らしを送りやがれ。そう言われました」
離婚後、妻は子どもたちに一度も面会していないと言います。子どもたちのことを思えば、一度も会いに来ないような妻、別れて正解だったのかもしれないとタクヤさんはしみじみ語ってくれました。
妻がSNSで誹謗中傷をしていた!
「妻が何をしても、これまで大体のことは許してきました。妻に不倫疑惑が持ちあがったときも謝罪を受け入れたし、ギャンブルで借金を作ったときも『次から気をつけてね』と言って終わらせました。妻が好きだったので、何をされても許せちゃったんです」
そんなマサシさん(仮名/30歳)ですが、許せないことがあり、半年前に離婚届を妻に突き付けたと言います。
「妻がSNSで誹謗中傷の投稿を行っており、被害者の方に訴えられたんです。再三の相手方からのれなくも無視しており、和解することもできない状況でした。それでも『私じゃない』と言い張り相手方に文句を言う妻を見て、スーッと愛が冷めていったんです。僕が傷つく程度のことなら、僕が我慢すればいいので何でも許せました。でも…他人を傷つけるようなことは、どうしても許せなかった」
そうしてマサシさんは妻に離婚届を突きつけます。しかし妻は離婚に応じておらず、いまも離婚調停が続いているそうです。
「もう二度としないからと泣いてすがってくる妻を見て、もっと早く離婚していればよかったかなぁと思いました。これまで許してきたことさえバカバカしく思えていたんです。他人を平気で傷つけられるような人に、僕は貴重な時間を捧げていたのか…って」