返事がもらえないときはどうすればいい?
彼にLINEや電話をするけれど返事がもらえない。こんなときの頑張り方は、「大きく踏み出すか、大きなことを言うといい」です。
「いい」というのは語弊がありますが、もともと連絡がなくなるというのは非常に厳しい状態なのです。だから、「残された有効な方法がそれだ」ということですね。
たとえば、このままLINEを送り続けて、返事が期待できるかというと、たぶんダメだと思います。ダメだから、ご相談時点で返事がもらえていないのです。
コミュニケーション方法についてのお話になりますが、LINEや電話は物理的な距離があっても連絡が取れますが、心の距離がある人には連絡が取れません。
LINEという電子データは届くけれど、気持ちが届かなくなるのです。
そこで、「大きく踏み出すか、大きなことを言う」。
大きく踏み出すのは、会いに行くことです。物理的な距離と共に、心の距離もなくす方法です。
このときに伝える内容は、まず先日のお詫び。そして、「いつでも家に来てほしい」と彼を誘うことだとお話しました。
つまり、「いつでもあなたを受け入れます」という態度を見せるわけです。
この話を聞いて、佐々木さんはこの話をLINEで伝えました。「この前はごめんなさい」ということ。 そして「家に来てほしい」という内容です。
こういうとき、LINEに書きがちなのは
- 他愛もないこと
- ご機嫌伺い
- ケンカしていたら、お詫びの言葉
- 自分の気持ち
- 「連絡してください」
といったことがほとんど。
これ、内容をよく考えてみたら「相手にとって嬉しいもの」が特にありませんよね。だから、尚更返事がもらえないのだと思います。
でも、佐々木さんが伝えた「家に来てほしい」というのは、
- これまで断られていた気持ちを受け入れてもらえた。
- 「お詫び」と「家に来てほしい」の両方があったので、自分の気持ちをわかってくれたと実感できて、怒りの感情が消えた。
という点で、彼にとって嬉しいものになったのでしょう。
佐々木さんはその後彼から電話がかかってきて、仲直りできたそうです。
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