韓国在住の日本語教師ライター、HAZUKIです。在韓ならではのリアルな韓国情報をおとどけしています。
筆者は韓国で日本語を教えているのですが、生徒のなかには日本人の筆者よりも日本に詳しい「日本マニア」もいます。
今回は、そんな日本マニアが行って満足した「日本旅行」についてお話します。ぜひ最後までご覧ください!
日本マニアならでは!「鳥取砂丘」と「水木しげる記念館」
鳥取砂丘という名前は聞いたことがあるけれど、行ったことがない人が多いんじゃないでしょうか?
行くまで大変なので、以前近くの神戸に住んでいた筆者でも数回しか行ったことがありません。関東に住んでいる人や空港からやってくる外国人ならなおさらです。
しかし、筆者の日本マニアの生徒は、電車を乗り継いで行ってきたそうです。
韓国にも砂丘はあるのに(しかも私たちが住んでいるところから近いところに!)なぜわざわざ行ったのかと聞いてみると、「韓国人がいないところに行ってみたかった」とのこと。
たしかにいまは、大抵の観光地には韓国人がいて「日本に来た感」がないと残念がる人も多いです。
さらに、「水木しげる記念館にも行っていい思い出になった」と話してくれました。
私も小さいときに行ったことがあります。ここは日本の文化や水木しげるのアニメについて知ってないとおもしろくないのではと思って聞くと、さすが日本オタク、水木しげるの妖怪についても知っていたので楽しい時間を過ごせたと話してくれました。
本当に頑張らないと行けない「ジブリパーク」
ジブリパークは、マニアックというよりも「外国人が行きたくても行けない」場所です。
チケットは日時指定の予約制で、購入の際に日本の電話番号が必要。筆者もジブリオタクなので当然チャレンジしましたが、なかなか壁が高かったです。
そんななかでも、なんとかしてジブリパークのチケットを購入した強者が周りに何人かいます。
彼らはチケット代行者を通じて購入したり、会社の関係者から招待券をもらったり(うらやましい!)、日本に住んでいる友達に頼み込んで買ってもらったり…さまざまな方法を使ったそうです。
ジブリパークで外国人を見たら、本当に頑張った人たちだと思ってあたたかく接してあげてください。
彼らは行きのスーツケースはほぼ空なのに、帰りは重量オーバーになるとのことです(笑)。
韓国人にはマイナーだけど…「名古屋」
日本のみなさんは、名古屋にどんなイメージをお持ちですか?韓国人からすると、名古屋は少しマイナーです。
以前、韓国で「国民の妹」と称されているIU(イ・ジウン)と韓国で活躍している俳優イ・ジョンソクが行ったお忍び旅行の旅行先が名古屋だったのですが、「名古屋?どこ?」と話題になっていました。
しかし、日本マニアの生徒は昔から名古屋はよく知っていて、今回も行ってきたと写真を送ってくれました。
「名古屋城や名古屋駅もおもしろいですが、昭和日常博物館が非常におもしろかった」と話してくれましたよ。
最近韓国では、「日本っぽさ」が流行しています。特に昔の日本(レトロな日本)が人気なので、ここに韓国の人が行ったらおもしろいだろうなと思いました。
ちなみにこの生徒は日本の城好きでもあり、大抵の旅行の目的に城観光が入っています。
日本マニアがおすすめする場所、けっこうマニアックでしょう?昭和記念館とジブリパークは私も近々行ってみたいですね。
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