終活は死ぬための準備ではなく、人生の棚卸!
終活は「死ぬための準備」だとネガティブにとらえがちですが、少し考えを変えてみましょう。「人生の棚卸」だと考えると少し前向きになれるのではないでしょうか。
エンディングノートは、自分の身に万が一のことが起きたために必要な情報だけを書くもののではありません。
いままでの人生を振り返り、今後挑戦したいことや残された自分の人生をどう過ごすのかを考えるためのものでもあるのです。
そう考えると少し前向きになれるのではないでしょうか。
子世代が終活を始めて親の「終活」を後押しを!
今回は、「終活」についてお伝えしました。
高齢になってから終活を始めようとすると負担が大きく、スムーズに進められないことが多いのが現状です。
健康上の問題で制限されることのない50代、できれば40代から取り組むのがよいでしょう。
親世代は、「終活」を先延ばしにしないで、体力を使う家の整理からはじめましょう。自分はまだ大丈夫だと過信しないで、残された家族が困らないように少しずつでもいいから早めに始めることをおすすめします。
子世代は、親の「終活」が後押しできるように情報収集から始めるとよういでしょう。
親が終活に関してのんびりかまえているようだったら、ご両親に次のように伝えてみてはどうでしょうか。
「自分が突然亡くなったとき、家族に迷惑かけたくないから終活を始めようと思っている」と。するとご両親も「あなたが始めるなら、私も」と興味をもってくれるかもしれません。
私は、父の死を経験したことで、子どもたちに自分と同じような大変な思いをさせたくないと強く感じています。
私ももうすぐ40代。そろそろ終活を始めようと考えています。
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