食べ物はおいしくて、国民性も魅力的!
とにかく全般的にトルコに言えることで、これだけは伝えたいということをまず書いておきます。
ご飯がとにかくおいしい!トルコ料理ってイメージしにくいと思いますが、都内などではときどき屋台で見かける「ドネルケバブ」がトルコ料理。
イスラム教国なので、基本お肉は「羊肉」です。羊肉はクセがあるので、その臭みを消すために、ヨーグルトや上手なスパイスを使って、旨味が引き立つような味付けがされているのが特徴。
日本料理のように素材をシンプルに味わうというよりは、スパイスや下処理でより深みのある味になっているという印象。
トマトやオリーブ、ナスなども取れる土地なのですが、煮込み料理なども結構あるのがトルコのいいところ。
食堂などでは好きなおかずを選べるところも多く、ナスとトマトのオリーブオイル煮込みや、オクラのスープ、トマトと卵の炒め物など、割と日本人の舌にも合う食べ物がたくさん。トルコで食べたもので「まずい」と思うものって、ほとんどなかった気がします。
甘いものは苦手なのと、トルコのスイーツはひときわ甘いので、スイーツ系は手を出していないのでわかりませんが。
それとトルコといえば「チャイ」!インドのチャイも有名ですが、トルコのチャイはミルクティーではなく、深蒸しした濃いめの紅茶。それをグラスに入れて、角砂糖を2つ。濃い紅茶に強めの甘みが、暑くて乾燥するトルコの夏にぴったりはまるんだよなぁ。
甘いものが苦手なわたしでも、トルコで飲むチャイは角砂糖を2つ入れちゃいます。
そしてトルコの国民性も大好き。わたしが訪れたのはかなり前にはなりますがトルコ人は親日で、人懐っこい国民性。
日本人観光客の財布目当てに客引きも多いですが、全体的に気前よい人が多く、「とりあえずチャイ飲めよ!」とご馳走してくれる人もたくさんいます(ただそれに睡眠薬を入れて身ぐるみはいじゃう強盗もあるらしいので気をつけて)。
わたしは人目の多いカフェなど、犯罪が起きないだろう場所でごちそうになっていました。
イスラム教の国ではありますが、トルコは「ゆるイスラムの国」。日本は仏教の国と言いながら、神道もあり、仏教もあり、国民のほとんどはあまり収容に熱心でないですが、トルコ、特にイスタンブールでは似たような印象を受けました。
もともと歴史的に、キリスト教の大聖堂として建築したのに、後にイスラム教のモスクとしてそのまま使われたり、東西の交流点だからこその文化の融合がある土地なのでそうなったのか、その国民性からなのかわかりません。
ですがイスラム教徒いうと厳格なイメージを持つ方が多いとは思いますが、トルコは1日5回のアザーンが流れ、オリエンタルな空気感はありますが、それに合わせて礼拝する敬虔なイスラム教徒の割合は少ないかなという印象でした。