近年蒸し暑さを増している「日本の夏」。そして夏と言えば切っても切れない関係なのが「汗」と「ニオイ」。9月になっても汗ばむこの季節、通勤・通学が地獄のように感じる方もいるのではないでしょうか。
クールビズも随分と定着してきましたが「蒸し暑い日本の夏をノーネクタイ・ノー上着といった軽装で快適に働ける」メリットは一方で、汗染みやニオイが目立ったりと、当人に悪気はなくても周囲に不快感を与えてしまうこともあるようです。
この度、全国に20院展開する医療脱毛専門院『メンズリゼ』が、22~45歳の男女300名を対象に【夏の汗・ニオイに関するアンケート調査】を実施。夏に汗のニオイが気になるシーンやニオイの対策方法など、リアルな調査結果をご紹介します。
最も男性の臭いが気になる場所は「電車の中」
「付き合うならどちらを選びますか?」と、恋愛対象に「外見の好み」と「ニオイ」どちらを優先するかを質問したところ、20代の男女に顕著な差が見られ、女性は圧倒的に「いいニオイ」を支持していることが判明しました。
男女別の全体結果では、「外見は好みではないが、イイにおいがする人」の支持が77.3%(男性70.7%、女性84.0%)と圧倒的で、「外見は好みだが、体臭がある人」は22.7%(男性29.3%、女性16.0%)と大変低くなっています。
全体でみても、外見より匂いを優先する人が多い結果となり、人間の持つ五感の中でも、香りは相当な印象の変化をもたらすといえそうです。
「汗のニオイはどんな時に気になりますか?」という質問では、「電車の中:78.7%(男性67.0%、女性89.2%)」が圧倒的に。混雑時はどうしても密着度が高くなるため、余計に気になりやすいといえます。
続いて「オフィス・事務所の中で:48.0%(男性48.7%、女性47.3%)」「日常生活ですれ違ったとき:31.2%(男性29.6%、女性32.6%)」と、こちらも日々、避けられないシチュエーションが続いています。
「夏場、男性の汗の臭いが気になったことがありますか?」という質問では、「気になったことがある:86.0%(20代 83.7%、30代 79.7%、40代 100%)」がほぼ全ての支持を獲得。40代に至っては、100%という高い数字となっています。
「気になったことはない:14.0%(20代 16.3%、30代 20.3%、40代 0%)」にも票は入っているものの、誰もが匂いを気にしていると思って良さそうです。
「「ニオイが気になる人がいた」際、どの程度の関係性の方であれば指摘ができますか?」という質問では、「家族:46.0%(男性41.3%、女性50.7%)」から「指摘はしない:35.0%(男性36.0%、女性34.0%)」と続いています。
「恋人:29.0%(男性24.0%、女性34.0%)」「親友:17.7%(男性18.7%、女性16.7%)」「友達:15.7%(男性16.0%、女性15.3%)」という答えもあるものの、相当近しい間柄でないと指摘はできない、という人がほとんどのようです。
そして自分自身でも気になる匂いのトップといえば「ワキガ」。「ワキガの臭い、例えるとどんなニオイだと感じますか?」という質問では、キツめのラインアップが浮上しています。
- 1) タマネギのようなツンとする臭い:35.0%(男性30.0%、女性40.0%)
- 2)腐った牛乳のような臭い:25.7%(男性26.0%、女性25.3%)
- 3)あてはまるものはない:20.0%(男性20.7%、女性19.3%)
- 4)カレーのスパイスのような臭い:15.7%(男性13.3%、女性18.0%)
- 5)鉛筆の芯のような鉄っぽい臭い:14.3%(男性13.3%、女性15.3%)
さらに「【不快に感じる「夏場の男性」】と言えばどんな特徴を思い浮かべますか?」という質問でも、かなり細かい部分まで気になる様子が伝わってきます。
- 1) 汗の臭い:62.0%(男性55.3%、女性68.7%)
- 2)ワキガ:48.7%(男性46.7%、女性50.7%)
- 3)ワキ汗・汗ジミ:37.0%(男性34.0%、女性40.0%)
- 4)背中が汗でベットリ濡れている:33.3%(男性30.0%、女性36.7%)
- 5)顔にしたたる汗・汗かき:25.7%(男性24.7%、女性26.7%)
- 6)頭髪が汗で濡れている:25.3%(男性19.3%、女性31.3%)
- 7)乳首が透けている:22.0%(男性16.0%、女性28.0%)
- 8)股間が蒸れている(もわっとする、臭い):16.0%(男性16.0%、女性16.0%)
- 9)半袖シャツからのウデ毛(ムダ毛):15.7%(男性14.7%、女性16.7%)
- 10)襟元などから肌着が(透けて)見える:10.0%(男性 8.0%、女性12.0%)
- 11)ヒザ下のすね毛(ムダ毛):9.7%(男性 8.7%、女性10.7%)
そんな中、「夏場、どのような汗・ニオイ対策を行っていますか?」という質問では、それぞれに対策を講じていることも判明。中には「専門機関での治療」と、根こそぎの大作を考えている人もいるようです。
- 1)スプレータイプの制汗剤:50.0%(男性47.0%、女性52.7%)
- 2)ふき取りシート:47.5%(男性37.40%、女性56.6%)
- 3)塗るタイプの制汗剤:35.7%(男性31.30%、女性39.5%)
- 4)ファブリーズなどの消臭スプレー:19.3%(男性17.4%、女性20.9%)
- 5)香水・オーデトワレ:16.0%(男性14.8%、女性17.1%)
- 6)脇汗対策のシャツ・インナーを着ている:14.4%(男性15.7%、女性13.2%)
- 7)脇に挟むパッド:7.4%(男性7.0%、女性7.8%)
- 8)専門機関での治療:4.9%(男性5.2%、女性4.7%)
- 9)特に何もしていない:8.6%(男性10.4%、女性7.0%)
「ニオイ対策など、美容に気を遣っている男性をどのように思いますか?」という質問では、女性たちも「いいと思う 84.4%(20代77.0%、30代76.8%、40代92.1%)」と肯定的な回答が大多数になっています。
夏という季節柄もあれど、匂いが人に与える影響はかなり大きいことが改めて感じられる今回の回答結果。いまやエチケットのひとつとして、香り対策は必須のものとなってきているといえそうです。
しかし、臭いを気にしすぎてプレッシャーになってしまえば、それは心の重しになってしまいます。ひとつの個性として、お互い気遣って残暑を乗り切っていきたいものですね。
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