大好きなパートナーとの同棲生活が始まる際、期待と緊張に胸を膨らませるかたは多いでしょう。
同棲生活はパートナーと長い時間を過ごすことができますが、長い時間を過ごすぶん揉め事や不満も大きくなります。いくらカップルといえど、まったくの他人が一緒に住むことは簡単ではありません。同棲がうまくいかず、結婚に至らなかったというケースも少なくありませんよね。
この記事では、パートナーとの同棲生活を始める際に決めるべきルールと具体例を解説します。パートナーとの同棲を控えているかたは、ぜひ参考にしてくださいね!
喧嘩をしないための「同棲ルール」5選
さっそく、喧嘩をしないための同棲ルールを見ていきましょう。同棲は、いかに相手を尊重できるかが重要です。その点を意識しながら、チェックしてください。
お金の分担
初めにはっきりさせておきたいのが、お金の分担です。当然、同棲をするにはお金がかかります。初期費用の分担はもちろんですが、毎月発生する家賃や生活費などの分担を明確に決めておきましょう。お互いの収入に応じて分担することが望ましいですが、ふたりの話し合いで決めることが大切。
それでは、お金の分担の具体例を見ていきましょう。
- 具体例
- 彼氏:家賃・光熱費・駐車場代など
- 彼女:食費・生活費・通信費など
筆者個人的には、上記のように支払い項目で分担するのがオススメ。たとえば、彼氏と彼女の収入差が「彼氏6:彼女4」だったとします。そうしたら、支出額も6:4になるような塩梅に決めるのです(収入差やそれぞれが手元に残す金額によって支払い項目を設定しましょう)。
すべての支払い金額から分担するカップルがいますが、光熱費など毎月変動する費用があるため、それでは揉めやすいポイントになります。項目別に分担を決めておくほうがわかりやすいでしょう。
また、同棲ではお財布を共同にしないかたが多いため、デートの費用やふたりでの外食はどのように支払っていくかを考えることも大切です。お互い無理せず、自由に使えるお金を残しておくことを意識しましょう。
また、貯金はふたりでするのか、お互いがそれぞれするのかも決めておくことがおすすめです。ふたりで貯金をする場合は使い道や、万が一交際が終了した場合の分けかたも決めておくと安心です。
家事分担
家事分担はお互いが無理をしない程度に決めることが重要。とくに共働きの場合、家事は非常に重要ですが、家事の分担は細かすぎないことがポイントです。では、具体例を見ていきましょう。
- 具体例1
- ごはんを作っていないほうがお皿洗いをする
- 洗濯を干していないほうが洗濯を取り込んで畳む
- 掃除をしていないほうがゴミを捨てる
このように、ひとつの家事をそれぞれ分担する方法です。料理は片付けとセットですが、すべてをひとりですると比重がかかってしまいます。しかしひとつの家事のなかの細かい作業を分担しておくと、どちらかに負担がかかりすぎることを防ぐことが可能です。お互いが無理をしない着地点を見つけましょう。
- 具体例2
- 気づいたほうがやる
同棲をしているカップルには、「気づいたほうがやる」という方式を取り入れている場合があります。気づいたほうがやる方式は、お互いにひとり暮らしの経験があればとてもおすすめです。それぞれ、家事のルールがあると思うので、明確な分担を決めずとも家事が回ります。
しかし、どちらかがひとり暮らし未経験の場合やどちらも未経験も場合は、この方式を取ることで揉めやすくなります。細かくルールを決めると喧嘩になるケースもありますが、気づいたほうがやる方式は無法地帯になりかねないルール。未経験者がいる場合は、大まかなルールを決めておくといいでしょう。