こんにちは。韓国在住3年目のライターHAZUKIです。韓国人男性と結婚し、現在は韓国で日本語講師として働いています。
これまでにWebメディア「by them」で、「日本と韓国の文化や習慣の違い」をご紹介してきました。
前回は、日本でやるとマナー違反になるけれど、韓国では当たり前に受け入れられていることの飲食編と交通編をお届けしましたが、「韓国ではOKなのに日本ではNGなこと」はまだまだたくさんあります。
今回はその中から、ホテルにまつわるマナーと暮らしにまつわるマナーをご紹介します。日韓のルールの違いをさっそくチェックしていきましょう。
「日本ではNGなのに韓国ではOKなこと」ホテル編
1. 宿泊料金を「人数分」払わないこと
日本ではホテルに泊まる際、宿泊する「人数」によって料金が変わりますよね。韓国のホテルは人数ではなく「部屋の数」で料金が決まります。
そのため、最近流行りの「ホカンス(ホテル+バカンスを組み合わせた言葉。海外やリゾートに行かなくてもゆったり楽しむこと)」も、何人か一緒ならお手頃に楽しめます。ちょっとリッチなホテルでも、人数で割り勘できるからです。
新型コロナ収束後に韓国旅行を考えているかたは、日本のサイトから予約をするよりも直接ホテルのサイトで予約するほうが安い場合もあるので、ぜひホテルのサイトをチェックしてみてください。よいホテルはたいてい多言語サイトなので、予約するのはそこまで難しいことではないと思います。
ただ韓国のホテルでも、メインの宿泊客が日本人で、あまり良心的ではないホテルだと、人数分の料金になるところもあるので注意が必要です。
筆者はコロナ禍以前、日本の友だちが韓国に来るたびに国内を案内したり、一緒に遊んだりしていました。
その際、韓国のサイトから予約した部屋は、何も言わずにひとり追加で泊まっても問題なかったのですが、友人が日本のサイトで予約した部屋は、規約上「追加が不可」な場合が多くあり、少し不便でした。
韓国のホテルに複数人で宿泊するときは、グレードの高いホテルでなくても人数分の料金を払うとそれなりの値段になるので、部屋だけのお金を払えばよい少しリッチなホテルに泊ることをオススメします。
次に韓国に来られる際は、ぜひ直接ホテルのサイトから予約してみてくださいね。