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こんにちは。韓国在住3年目のライターHAZUKIです。韓国人男性と結婚し、現在は韓国で日本語講師として働いています。
お隣の国といえども、韓国と日本とでは文化や習慣が大きく異なります。これまでにWebメディア「by them」で、日本ではOKなのに韓国ではNGな「食事とお酒のマナー」と「人間関係と買い物のマナー」をご紹介しました。
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今回はその逆パターン、「日本ではマナー違反になるけれど、韓国では当たり前に受け入れられていること(飲食編・交通編)」をお届けします。
「日本ではNGなのに韓国ではOKなこと」飲食編
1.レストランに飲食物を持ち込むこと
日本ではレストランに飲食物の持ち込みをするのは、基本的にマナー違反ですよね。
韓国では、韓国人の常識範囲であればレストランへの飲食物の持ち込みがOKです。サプライズパーティーやお祝い事などでは、事前にその旨を話すとたいていの店は了承してくれます。
日本語教室の生徒さんが日本に旅行したとき、ホテルの朝食バイキングに韓国から持参した小分けキムチと韓国のりを持って行ったそうです。当然ホテルの人から注意され、「日本と韓国の違いを感じた」と言っていました。
韓国では「食事するときにキムチがないとダメ!」という人が多いので、ホテルでは外国人が自分の国の料理を持ち込むことを許してあげることが多いのです(もちろん少量なら、の話です)。
その生徒さんは、韓国でそれなりに有名なホテルで働いている方なので、韓国のホテルの感覚で振る舞ってしまったのですね。
韓国人がよく滞在する日本のホテルにはキムチが用意されていることもありますが、韓国人はあまりそのキムチを食べません。日本のキムチと韓国のキムチは味がまったく違うからです。日本のキムチは韓国のキムチに比べてかなり甘いです。韓国のキムチは後味すっきりの辛さで、あまり甘くはありません。
韓国では「日本のキムチは甘い」と有名なので、最初から手を付けない人が多いのかもしれません。とはいえ、わざわざ日本のキムチを買って帰る韓国人もいるので、これは好みの問題ですね。