2.乗り物のなかで通話をすること
地下鉄内で電話している人が多い!これは筆者が韓国にきて驚いたことのひとつでもあります。
日本では小声でも電話はダメ、ですよね。電話がかかってきたら急いで切るか、「いま電車なので折り返します」と小声で伝えてすぐに切ります。
一方韓国では、まわりに迷惑にならない程度であれば通話はOKです。たまに大きな声で話すおじさんがいますが、そのときはまわりの人がイヤホンの音量を大きくするのがわかります。日本ほど気にする人はあまりいません。
地下鉄以外のKTXやSRT(日本の新幹線のようなものです)も同様です。
しかしこれらの乗り物は乗車費用が高く、居心地のよさを求めるお客さんも多いので、あまりにも度を過ぎた音量で話していたり、長時間通話をしていると、スタッフさんが注意をしに来ます。
来年日本に留学が決まった学生さんがいるのですが、彼が困った顔で、「先生、日本では本当に電車内では電話をしてはいけないんですか?もし出なきゃいけない大切な電話だったらどうしましょう…」と質問してきました。
韓国人はメッセージを送るよりも電話で要件を済ませる人が多いので、そのような方には日本の電車はすこし不便かもしれません。
日韓の食事マナーと交通マナーの違い、いかがでしたか?日本の“当たり前”とは違うので、驚いた方もいるのではないでしょうか。
日本に来た韓国人が、日本のマナーを知らずにレストランに飲食物を持ち込んだり、(別途料金がかかるとは知らずに)お代わりを頼んでしまったり、電車内で通話をしたりしてしまうことがあるかもしれません。もしその韓国人がお友達であれば、ぜひ日韓のマナーの違いを教えてあげてくださいね。
「日本ではマナー違反になるけれど、韓国では当たり前に受け入れられていること」はほかにもあるので、また別の記事でお届けいたします。お楽しみに!
- 参考:SEKAI Drive
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