すごく大好きな彼だったのに、両想いになった瞬間冷めてしまった…。そんな経験ありませんか?これ「蛙化現象(かえるかげんしょう)」と呼ばれているんです。
蛙化現象の特徴は、「ずっと片思いしていた相手が振り向いた途端、気持ち悪く感じて嫌いになってしまった」など、とにかく生理的に受け付けなくなるほど嫌いになってしまうこと。そして、男性が発症しないという点です。
好きになった人を嫌いになりたくないのに、嫌いになるのを止められない。そんな悲しい状態はできれば断ち切りたいですよね。相手を傷つけるのがつらくて、自己嫌悪に陥ったり、恋愛自体から距離を置いたりする人もいるはずです。
まずはあなたの蛙化現象度を診断でチェックしてみましょう!
恋人がしてくれることが不快
恋人が自分のためにしてくれたことを「不快」「気持ち悪い」と思ってしまうことが多いのなら、蛙化現象の可能性が高いです。
優しくされる、好意を伝えられる、エスコートしてくれる。恋人同士ならあたりまえ、そんな行動でさえ蛙化現象になると「気持ち悪い」と思ってしまうのです。
また手をつなぐなどのスキンシップも、蛙化現象になると不快に感じてしまいます。人によっては「おやすみってメールがくるだけで不快」と思うことも…。気持ち悪さを感じることが多いのなら、蛙化現象と診断される可能性がありますよ。
付き合う前の関係が楽しい
「片思い中は楽しかったのに、付き合ってから全然楽しくない」
両想いになったとたん、そんな気持ちになる機会が多いのは蛙化現象の特徴のひとつです。
片思いの醍醐味といえば、相手との距離がじわじわ近づいていく楽しさや、「もしかして好きなのかな」とドキドキする気持ちを味わって、些細な出来事に一喜一憂する瞬間。メッセージがきてるかどうかこまめにスマホを確認して、既読がついたら返事をそわそわ待ってみる。
そんな時間が楽しいですよね。両想いに向けて一生懸命アプローチも重ねたはず。
しかし、蛙化現象に陥ってしまうと両想いになった瞬間に「なんか冷めちゃった、片思いのほうが楽しかったな」と思ってしまうんです。
両想いになるのを夢見ていたはずなのに、手に入れた現実が急にいらなくなってしまうんですよ。こんな経験のある人は蛙化現象の可能性が大いに高いです。
恋人のだらしない姿に幻滅することが多い
付き合ってから気づく相手の意外な一面ってありますよね。いいところばかりではなく、悪い部分に気がついてしまうこともあるでしょう。
それがだらしない姿だったとき「無理」と幻滅した経験はありませんか?当てはまる人は蛙化現象の可能性がありますよ!
もちろん、これだけは無理というポイントは誰にでもあるでしょう。食べ方が汚かったとか、約束を守ってくれなかったとか、そうしただらしない部分に幻滅することはよくあります。
しかし、ほんの些細なだらしない姿を見て「もう嫌い、別れよう」とまで思ってしまうのなら蛙化現象の可能性が高いので注意が必要です。
「異性はこうあるべき」という理想がある
男性に対する理想が高い人も蛙化現象に陥りやすいです。理想と現実は別物だとわかっているのなら良いのですが、理想と違って幻滅してしまうのなら要注意です。
たとえば「重いものは持ってくれて当たり前」「ドアは先に開けてくれて当たり前」「車道側は男性が歩くもの」と、常日頃思っていたとしましょう。理想的な状態が「当たり前」だと思っているので、少しでも現実が理想と違っているとがっかりしてしまうはずです。
特に付き合ってから見えてくることが多いので「片思い中はあんなに素敵だったのに、騙された」と感じてしまう場合もあるかもしれませんね。
自分に自信がない
自己肯定感が低く、自分に自信がない人も蛙化現象になってしまいやすいです。その理由は「私なんかをどうして好きになるの?」と、相手からの好意を疑ってしまうから。
両想いになって真っすぐ愛を届けてくれているのに、それを信じることができず「嘘に決まってる」「私を好きになるなんておかしい」と、相手の気持ちを不快に思うようになってしまうのです。
せっかく自分を認めてくれる大切な存在ができても、自分自身の心がついていかないと、その愛を受け止めるのが難しくなるんですね。