「仕事ができる人はモテる」。かつてからまことしやかにささやかれているそんな俗説、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
そんな俗説を検証すべく、株式会社FGHが企業の人事担当者1,112人を対象に、恋愛・仕事にまつわるアンケートを実施。人事担当者目線でのリアルな回答結果をご紹介します。
ぶっちゃけ、能力が高い人は恋愛面でも有利なのか?
まずは企業の人事担当者に「仕事ができる人はモテるのか?」をアンケート。回答は「はい(90.3%)」で9割近くを占める圧倒的な数字となりました。
社員の動向を最も把握しなければならない人事担当者の目線でも「能力のある人は、自信があるように見える」「できるタイプほど輝いて見えるから異性に人気」との理由から「恋愛上手は仕事もよくできる」と考えられているようです。
「仕事と恋愛は通ずる部分があるかどうか?」という質問についても、「はい(79.3%)」で約8割とかなり高い結果に。
「人と協力しあい達成していく姿勢は仕事と恋愛どちらも近しい」(20代/女性)「思いを伝えるという行動は同じ」(50代/女性)「恋愛も仕事も相手を喜ばせたいという気持ちが重要」(50代/男性)と、姿勢や気持ち面での理由が多く挙げられています。
「仕事ができる人」とは、そもそもどういう人なのか?
そもそも、「仕事ができる人」とは、一体どのような人なのでしょうか?この質問に対し、「コミュニケーション能力が高い(64.8%)」が最多に。恋愛上手な人の特徴としても挙げられそうなポイントですね。
さらに「行動力がある(49.0%)」「計画的に動ける(41.6%)」と、こちらも恋愛で重視されそうな特徴が続き、本結果だけでも「仕事ができる人=恋愛上手」と連想できますね。
このほかにも「礼儀正しい(31.3%)」「身だしなみが整っている(29.1%)」「レスポンスが早い(28.3%)」と、他者と出会う際の第一印象やコミュニケーションに関してプラスになりそうなスキルが仕事でも重要視されているという結果に。人事担当者の約9割が「仕事ができる人は恋愛上手」と語っているのも頷けます。
「仕事もできてモテる人」のリアルな年収
これまでの結果から、仕事ができる人の特徴・スキルが恋愛でのコミュニケーションに役立つことは見えてきました。では実際に、仕事ができて恋愛上手とされる皆さんの年収レンジはどの程度なのでしょうか?
調査の結果、「600万円〜700万円(17.9%)」が最も多いということに。厚生労働省が実施・公表した「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」(PDF)によると、日本の平均年収の中央値は440万円。なんと、160万以上も上振れという結果になりました。
また同「国民生活基礎調査」を見てみると、高所得層のボーダーラインといわれる年収1000万円以上は約13%と、かなり高い壁が。ただし今回の600万円〜700万円も上位約36%に含まれるため、やはりモテる人の年収は日本の平均年収よりも十分に高い水準といえるでしょう。
モテる人は就活、転職にも有利?
さらに「モテる恋愛強者は就活や転職面接での採用期待値が上がるのか?」かという赤裸々なアンケート結果では、やはり「上がる(74.8%)」が多く、モテる人は仕事上の様々な転換期でも有利に働くようです。
また、人事担当者に「仕事や面接中に『この人モテるな…』と思う時はある?」という質問には、6割近くが「ある(57.1%)」と回答。
どういった瞬間にそう思うかについては、以下のように人事ならではの目線が目立つ回答がありました。
- 「トーク力がある人は、惹き付けられる」(30代/男性)
- 「細かな仕草や変化に気づく、話を広げられていたとき」(40代/男性)
- 「タイミングの良い相槌や質問をされたら」(50代/男性)
- 「意図を汲み取って反応していると感じとったとき」(50代/女性)
結論、人事担当者目線でも「モテる人は仕事ができる」と考えている方が大多数という結果に。さらに年収や面接時の印象まで有利に働いているとは驚きです。
仕事と恋愛のどちらか、もしくは両方で悩んでいる方は、今回あがった特徴の中から自分にあったものを磨いてみたり、あえて全く違う角度から解決策を模索すると、光明が差し込むかもしれませんね。
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