社内恋愛は、相手との距離が近いうえに一緒に過ごす時間も長いので、お互いにその気があれば親密な関係になるのが早いのが特徴です。
恋人を作りやすいとしても、男性のなかには人の目を気にしたり業務に影響するのを嫌ったり、あえて社内恋愛を遠ざけるという人もいます。視界に入りやすいことは、逆にいえばプレッシャーにもなるのが社内恋愛なのですね。
そこで今回は、男性が本当にうれしかったアプローチにはどんなものがあるのか聞いてみました。
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「目立たない」はマスト!

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多くの男性が、恋愛絡みでなくても会社で誰かと噂になることを嫌います。
好奇心や冷やかしの目で見られることは、仕事への集中力を奪うのでダメージしかありません。
特に30代以降になると、社内で昇進話やポジション争いも起こり、噂が足を引っ張るなんてことは絶対に避けたいもの。そのため、社内恋愛を成功させるなら、女性からのアプローチは「目立たない」ことが必須なのです。
さっそく男性陣からの意見をご紹介します。
「ほかの人と同じようなテンションで挨拶してくれるとか、人目がある場所では普通にしてもらうのが一番安心します。以前、新人の女性社員に好かれたけど、どんなときでも僕の隣を死守しようとくっついてくるのが大変でした。それを見た上司から『新人で遊ぶなよ』と言われ、どうして言い寄られている僕のほうがこんな負担を負うのか、ストレスでしたね」(32歳/企画)
「いまの彼女は別のフロアで働いているけど、公私混同しないというか、ほかの人がいるところではベタベタしてこないのが好きです。付き合う前も、俺がひとりのときにだけ話しかけてきて、ふたりでいるのが目立たないように気を使ってくれていました。社内恋愛で失敗していまも噂になっている同僚がいるので、女性のこういう気遣いはありがたいなと思います」(35歳/セールス)
女性の気持ちはうれしくても、やはり気になるのは他人の目。アプローチは人目につかず、ふたりきりのときだけに絞るのが正解といえます。
恋愛の意識が先行し、距離の近さからつい踏み込んだ言動に走る女性がいますが、会社では歓迎しない男性もいることを忘れてはいけません。
「仕事優先」が当たり前であること

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会社は仕事をする場であり、恋愛が最優先ではありません。
自分の仕事に誇りを持ち、しっかりと集中して取り組みたい男性ほど、恋愛関係を前に出して関わろうとする女性は敬遠します。
「同じ部署の女性に好かれたとき、俺の残業が決まって残っているときに『そんなのあしたでも間に合うんじゃない?ご飯に行こうよ』と声をかけられて、付き合えないと思いました。間に合うかどうかは関係ないし、俺の仕事をやり遂げたいという気持ちはまったく考えないのだなと思うと、好意も何も湧かないですね」(28歳/ガス)
「ランチを一緒に食べる約束をしていた後輩。その日に限ってクライアントから急ぎの修正を頼まれ、申し訳ないと思いながら『あしたでもいい?』とLINEしたら、『もちろんです。どうか無事に終わりますように』とすぐに返信が来てほっとしました。僕の業務を応援してくれるのがしみじみありがたいと思いましたね」(35歳/デザイナー)
何が起こるかわからないし、臨機応変な対応もときには必要なのが仕事ですが、ふたりのことより「まず仕事」を考えてくれる女性は、やる気のある男性にとって心強い存在。
アプローチの段階で失敗する女性には、「男性の仕事への熱意をくじく」姿があります。
心のつながりを強くしたいなら、個人的な時間より業務を大切にする姿勢を共有することが信用になるのですね。恋心を上手に扱える女性は、社内恋愛でもスムーズに関係を育てられます。