男性に限らず、女性が上司になることも普通になってきた令和の時代。しかし、女上司に失望を感じる方も多いそうです。
今回は、転職情報メディア「ポジサラ」が20代以上の働く男女に聞いた「部下に嫌われる女上司の特徴」についてご紹介。
職場に苦手な女上司がいる方、「それって私のことかも?」とドキッとした女上司の立場にある方はぜひチェックしてみてください。
感情的・気分屋の女上司が嫌いな部下は全体の3割!
「部下に嫌われる女上司の特徴」で第1位は、「感情的・気分屋」でした。
20代以上の働く男女合わせて100名のうち、30名が「感情の起伏が激しく、言っていることがコロコロ変わる女上司」が苦手ということです。
寄せられた意見の一部を詳しく見ていきましょう。
- 「少し本人の考えと違う行動を部下がすると、大声で怒鳴ってきます」(30代女性)
- 「指示通りに仕事をしても、そんなこと言ってないと言われてしまうとやる気がなくなります」(40代女性)
- 「質問したいことや相談したいことがあっても、上司の機嫌が悪いと怖くて話しかけることができず、仕事を進められないから」(20代女性)
大声で怒鳴る上司、いますよね。
私も経験アリですが、「え?何?急にどうしたの?」とびっくりするし、とても怖いです。あまりにも頻回だと、接すること自体に恐怖にも感じてしまいます。
上司の言う通りにしたのに、「そんなこと言ってない」と言われたら、その場でフリーズしてしまいそう…。
この場合は気分屋であることはもちろん、記憶力があいまいになっていることも心配されそうです。
「怖いから話しかけられない」そんな気持ちもよくわかります。
うえに立つ人は、部下を上手に動かすスキルが必須!部下に嫌がられて仕事を円滑に進められないようでは、いつまでも上司の立場でいるのは難しいかもしれません。
働く環境が悪くなる!2位は「人によって態度を変える」
部下に嫌われる女上司の特徴の第2位は、「人によって態度を変える」でした。
アンケートの回答者は、どのように態度を変える女上司が嫌いと思ったのでしょうか?
- 「実際にそんな女上司がいる職場が嫌で、転勤のきっかけになったからです。私に対して優しくても、ほかの人に強くあたっているのをみると気持ちよく仕事ができず、職場環境を悪くする原因だと思いました」(30代女性)
- 「新人のとき同期が男女2人だったのですが、男性には優しくて、私にはめちゃくちゃ厳しかったから」(30代女性)
人によって態度を変えるのは、自分が厳しく当たられている場合と、他人が厳しく当たられていて嫌な気持ちになる場合の2種類があるようです。
仕事と私情を分けられるかどうかは、うえに立つ人間としての力量が試されるようです。
仕事が増える!4位はどうでもいいことに細かい
部下に嫌われる女上司の特徴の第3位は「嫌味っぽい」、4位は「どうでもいいことに細かい」でした。
- 「やる気をなくすためです。仕事を対応しても上司が文句を言うだけで、仕事の邪魔しかしない。そのため、やる気をなくし、関りを持ちたくなくなります」(40代男性)
- 「誰も気にしないどうでもいいところに時間をかけても仕事の効率があがるわけでもなく、なんの意味もないので。本人の自己満足に巻き込まないでほしいなと思います」(40代女性)
上司が嫌味っぽいのはつらいし、疲れますね。私も嫌味っぽいタイプの人とは、できるだけ関わらないようにしていました。
「どうでもいいことに細かい女上司」に苦手意識を持つのもわかります。
本人は完璧主義なのかもしれませんが、どうでもいいことに細かいと無駄な仕事が増えるばかり。仕事ができる人を観察していると「要領がよいことも大切」だと感じます。
不必要な部分はあえて触らず、必要な部分に労力を割く。一見、極端に見える取捨選択ができるようになると、部下から尊敬を集めることができるのではないでしょうか。
部下に嫌われる女上司に悩んだら転職もアリ!
部下に嫌われる女上司の特徴は、5位が「ほかの社員の悪口が多い」、6位は「仕事ができない」、7位は「プライドが高い」と続きます。
どの職場に行っても似たような女上司はいるかもしれませんが、あまりにもつらいなら転職を検討してみるのもよいかもしれません。
女上司で「部下に嫌われているかも…」と悩んでいるなら、アンケート結果をぜひ参考にしてみてください。
お互いに、自分のはたらく環境をよい方向へとどんどん変えていきましょうね!
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