あなたは、付き合って間もない恋人同士または好意を寄せる異性にがっかりしたことはありますか?
今回は、オーネットが25歳~34歳の独身男女474人(男性:252人、女性:222人)を対象に実施した「独身男女の異性に幻滅(がっかり)した経験に関する意識調査」の結果をご紹介します。
付き合って間もない恋人や好きな異性にがっかりしたことはある?
男性の47%、女性に至っては63%が、交際間もない恋人または好意を寄せる異性に対してがっかりした経験があるという回答結果となりました。
男性の47%に対して女性は63%と、16ポイントも高い割合で「幻滅した経験あり」と回答していることから、男性の方が女性と接する際に、意図せず不快と思わせてしまう態度や言動をとってしまっている傾向にあることがうかがえます。
どのような状況でがっかりした?
まず、がっかりしたシーンとして、自分以外の第三者や周囲の人に対するお相手の態度、言動を想定したシーンのなかから選択する質問を行った結果、男女ともほぼ同じ回答結果となりました。
もっとも回答割合が多かったのは、「思い通りに物事がすすまないときなどの想定外の状況下の態度や言動にがっかりした」という選択肢。
やはり人柄や性格がとっさに出てしまう状況下で、ふと垣間見た態度や言動からお相手に対するイメージが一瞬にして崩れてしまうというネガティブなインパクトが、がっかりという強い印象を与えてしまうという事が男女共通の認識であるのでしょう。
2番目に多かった回答としては、「買い物や食事をした際の店員やスタッフに対してがっかりする態度や言動」。
いわゆる「カスハラ」といわれるようなシーンをふくめて、第三者に接する態度や言動を通じて、お相手に対して普段気づかない一面や人柄が見えてしまった際に、がっかりしてしまうことがあるという結果となります。
この回答割合は男女ともほぼ同じ回答割合で、異性の第三者への態度や言動については、男女共通して持つ認識であり、お相手に不愉快な思いをさせずに良好な関係性を継続するうえで大切な要因のひとつであるということがわかりますね。
どのようなことをされてがっかりした?
次に、お相手から直接ご自身に対する態度や言動でがっかりしたシーンに限定して質問。
男女ともに1番多かった回答は「なれなれしく違和感のある距離感で接してきた」という回答でした。
特に女性の回答が31.7%と、男性25.2% を約6ポイントも上回る回答結果となり、男女共通の認識とはいうものの、女性の方が男性よりその意識が高いことが読み取れる結果となりました。
また、「スマホを気にする態度」については、男性から女性に対してがっかりする傾向が高いという結果となり、男性の回答のなかで最も「なれなれしく違和感のある距離感で接する」の25.2%とほぼ同割合となる24.4%という回答結果となりました。
また、「場違いな身なり(服装)で現れた」という回答は、女性より男性の方がお相手にがっかりするという回答が7ポイント高く、興味深いですね。
「がっかりした」と伝えた?
続いて、お相手の態度や言動にがっかりした場合に、「お相手にそのことを伝えたかどうか」という質問に対しては、男性と女性で回答内容に大きな違いがみられました。
まず、男性でもっとも多かった回答は、「その場では伝えず、その日のうちまたは翌日に伝えた」そして「自分の思いを伝えることはしなかった」の2つの回答がそれぞれ28.6%で同割合という結果。
一方、女性の回答でもっとも多かったのは、「自分の思いを伝えることはしなかった」が41.0%で、2番目の回答「後日タイミングを見て遠回しに自分の思いを伝えた」の19.4%を、20ポイント以上も上回る結果となりました。
この男女の回答結果から言えることは、男性の約5割は女性に対してがっかりした態度や行動を「お相手に伝えようとする」意識がはたらく一方で、女性の4割は「お相手に伝えることをしない」という結果となり、明らかに男女でがっかりした後の意識、行動の違いが出る結果となりました。
がっかりした相手とのその後の関係性はどうなった?
がっかりした経験のあるお相手とその後の関係性がどうなったかという回答結果においては、男女間で大きな違いが!
前述の設問で女性は男性よりもがっかりしたことをお相手に伝えることが圧倒的に少ない」という結果となりましたが、その回答の意味することが行動の実態としてこの後の設問への回答結果から読み取ることができる結果となりました。
まず、男性でもっとも回答が多かったのは、「少し距離をおいて接するようになり関係性は薄れた」が32.8%となりましたが、一方で女性は2つの選択肢の回答がほぼ同数で上位1位2位という回答結果となりました。
1位は「早々に関係を解消し疎遠になった」が29.5% 、次いで2位は「自分のタイプではないと判断しそれまでの関係性はなくなった」が28.8%で、この2つの回答で58.3%と約6割に達するという結果となりました。
男性の2番目に多かった回答が「お相手の個性のひとつとして許容して関係性は継続した」が22.7%であることからも、女性は男性よりがっかりしたことでお相手に対する好感度が大きく低下してしまい、それまでの関係性を解消または関係性が疎遠になってしまう傾向が強いという実態が今回の調査からうかがえる結果となりました。
異性との関係性が良好と思っている状況でも、お相手に対する配慮はもちろん、第三者を含めた他人への態度や言動如何によっては、おふたりのその後の関係性に意図せず悪影響を与えてしまう可能性があることがわかりました。
お互いがそれを心の片隅で常に意識することが、異性と良好な関係を継続するうえで大切であるということが言えるかもしれませんね。
- source:PR TIMES
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。