まずは、ちいさな問題を解決していく
あなたにも、こういったことはありませんか?「ただでさえ悩んでいるのに、どうしてまた問題が起こるんだ」と。
仕事で悩んでいるのに、「もっとちゃんと考えて仕事をしろ」と注意される。恋愛で悩んでいるのに、「まだ恋人ができないの?」と無神経なことをいう人だっています。何気ないひと言に、深く傷つくこともあるでしょう。
こんなときは、さっきの私の例を考えてみてください。度重なる問題が、最後は自然に決着することがある。
傷つくことばかりいわれる人が、経験を土台に教訓を発見するのです。言葉にいつも傷ついていると、傷つけようとする人間が集まってくるもの。
ネガティブをはねのけるには、ポジティブが1番です。これはとても単純ですが、実は最も重要なこと。
「自分を傷つけることは誰にもできない」と思えば、不思議に傷つことはいわれなくなる。自分の心からの明るさが、暗闇を寄せ付けなくするからです。心から明るい人を傷つけることは誰にもできません。
傷つくことが多い人は、騙されたと思ってやってみてください。
そしてここからが1番大切。開き直るには、困難が必要です。逆説的ですがそうなのです。
恋愛でいえば、悩んだあげくに二者択一を迫られます。たとえば「そのまま追い続けるか、別れるか」。辛い状況ですが、どちらかを心に決めれば、気持ちが晴れやかになります。
たとえ決められなくても、「決めない」と心に決めることもできます。要するに決断ですね。
追い込まれたからこそ、決断できるのです。日常で追い込まれることが多いのであれば、決断が求められていると考えていいでしょう。
いまの自分があるのは、ここぞというときに決断したから。決断には勇気が必要ですが、新しい未来が開けます。さっきの恋愛でいえば、思わぬ進展や、新しい展開があったりする。別に大げさな意味ではなく、日々の小さな決断がそうですね。
追い込まれるほどいい。決断ができるから。細かい決断を繰り返せば、やがて大きな決断もできるでしょう。そして、そのときに気づくはず。「困ったことが、実は自分の未来を作ってきたのだ」と。
いまの困っていることが、未来をつくっているのです。
その時々で悪戦苦闘しながら対処してみてください。対処方法に良いも悪いもありません。あなたがいいと思うことをすればいいのです。
その先に、重大な問題も自然に解決していきます。「自然に出る答え」こそが正解。安心して、それに導かれて進んでいってください。
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