ソロ活経験者がソロ活にかけている金額
では、ビジネスパーソンはソロ活にいくらくらいのお金を費やしているのでしょうか。
ソロ活経験者に、ソロ活にかけている1ヵ月あたりの金額を聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(28.3%)や「5,000円~10,000円未満」(23.4%)に回答が集まり、平均額は13,254円となりました。
平均額を年代別にみると、もっとも高かったのは60代(14,678円)、もっとも低かったのは30代(11,228円)でした。
30代はちょうど子育て世代。子どもの教育にお金がかかったり、家族との時間にお金を費やす人が多いのかもしれませんね。
ソロ活にかけてもよいと思う金額の上限は?
続いて全回答者に、ソロ活にかけてもよいと思う1ヵ月あたりの上限額を聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(29.6%)にもっとも回答が集まり、平均額は15,597円となりました。
平均額を年代別にみると、年代が上がるにつれ高くなり、もっとも高い年代は、60代の18,993円でした。
また、ソロ活経験の有無別にみると、ソロ活経験者の平均額は20,239円で、未経験者の平均額(9,494円)よりも10,745円高くなりました。
ソロ活経験者の方が、ソロ活により価値を感じているため、予算を高くとっているということもあるのかもしれません。
ソロ活ならではの“残念な経験”といえば?
ここまではソロ活の魅力を中心にお伝えしてきましたが、ソロ活で望まない経験をすることはあるのでしょうか。
ソロ活経験者に、ソロ活を行っているときに経験した「残念なこと」を聞いたところ、
- 1位「待ち時間が退屈だった」(17.3%)
- 2位「感動を共有したくてもできなかった」(16.4%)
- 3位「お金をかけ過ぎた」(14.6%)
- 4位「まわりがカップルだらけで気まずかった」(13.4%)
- 5位「道に迷った」(13.0%)
となりました。
会話をする相手がいないために、待ち時間を持て余してしまった人が多いようです。また、ソロ活にハマりすぎて散財したり、カップルばかりの場所で気まずさを感じたりといった経験をした人も少なくないようです。
男女別にみると、「感動を共有したくてもできなかった」(男性8.8%、女性23.4%)では、男性と比べて女性のほうが14.6ポイント高くなりました。
女性には、ソロ活で心動かされた経験について、誰かに話したかったのに話せず残念な思いをした人が多いようですね。