赤裸々なカンケイ…
ショウ:そこに女の子がいたから、以上!いろんな子と恋がしたい、いろんな子と試したいという恋愛への好奇心と若き日の欲求かな。
編集H:そんなショウの姿を、同じサロンに勤めていたユミはずっと見ていたわけだよね。
ショウ:もともとユミとは地元が同じで、高校時代からの知り合い。当時は俺の友達の彼女だったんだ。俺は遊びまくってたから、ユミやその周りからの印象は最悪だったと思う。
でも上京して、同僚として働くことになってからも、ユミに下心を持ったことはなかったよ。むしろ「きのう誰とどんなプレイをした」とかってことまで赤裸々に話してたくらい。
編集H:ユミもそんなショウとよく付き合う気になったよね…。でも何で付き合うことになったんだっけ?
ショウ:ユミは俺の友達と別れたあと、別の男と付き合ってたんだけど、「そんな中途半端な男でいいのか?」って、世話を焼くうちに惹かれていったんだ。
編集H:でもそのころショウにだって彼女がいたわけじゃない?ユミの元カレもショウにそんな風にいわれる筋合いはないよね…。
ショウ:ユミと付き合うまえにすべて精算したよ。いや…白状すると、付き合うまえに関係は持ってしまったんだけど、その後すぐに彼女とも別れたし、ユミの元カレだった友達にも連絡というか、報告した。それからはHも知っての通り、俺は変わったよ。
編集H:うん、すっかり遊び人の要素は影をひそめたよね。ユミに対しての本気度は、私にも伝わってきてた。もともとユミがショウのタイプだったの?
ショウ:全然!俺、巨乳が好きだし。
編集H:…あ、そうですか。
自分とは正反対のオンナ
編集H:ユミは、ほかの女の子たちにはないものを持っていたのかな?
ショウ:一番の違いは、俺とは真逆の人間だってことかな。これまで付き合ってきた女の子たちって、どちらかというと自分に近いものを持っていた気がするんだよね。何にでもグイグイ行くような感じ。でもユミはとにかく慎重派で石橋を叩いて渡るタイプ。
まさに「陰と陽」って感じで、足して「1」になる感覚っていうのかな?自分にない部分をすべてユミがカバーしてくれる。逆も然りだから、パートナーとしてバランスがいいし、メリット・デメリットを総合的に判断できる。安定感があるでしょ?
編集H:その安定感を失いたくないから、浮気男を卒業したの?
ショウ:それもあるけど、ユミとは地元が同じだから、不義理をすると地元の仲間たちからの信頼を失うことにもなる。リスクがあまりにも大きすぎるよね。
それに、ユミにプロポーズしたときに「ショウと生きていく“覚悟”を決めた」っていわれたんだけど、そんな腹の据わった女、ほかにいないでしょ?散々女の子を見てきたけど、そんな女を裏切ってまで付き合いたいと思うような子もいないしね。
編集H:ユミを大事にしなきゃだね。