女の子に声をかける“目的”の変化
編集H:そうはいっても、職業柄、女の子が周りにたくさんいる環境でしょ?このまえも経営者と女の子を集めて“バチェラー・ジャパン”みたいなイベントをやってたし。ふと浮気ゴコロがわいたりしないの?
ショウ:全然わかないね。いまでもかわいい女の子を見つけて声をかけることは日常的にしてるけど、仲のいい経営者たちとの飲み会をセッティングするのが目的かな。
将来的には「金持ちと同じ世界を見たい」って思ってるから、さまざまな業界にコネクションを作ったり、知見を広げたりするためにも、「ショウにお願いすれば楽しく飲める」って思ってもらう必要があると思う。だから俺は女の子たちには手を出さない。
編集H:その夢と女の子に手を出さないことの相関性がよくわからないんだけど…。
ショウ:まず、「ショウくんは下心なく、素敵な男性を紹介してくれる」って女の子たちが俺を信頼してくれたら、お店のお客さんにもなってくれるし、紹介した男性たちの情報がもたらされる。
そこからその男性が信頼に値する人かどうかがわかるし、成功する人の考え方とか人との付き合い方も学べる。
経営者の男性たちからも信用が得られるから、人を紹介してもらえて、コネクションが広がっていくってわけ。
編集H:お客さんを増やす、有益な情報を得る、そしてコネクションを広げるっていう3つの目的が同時に叶うわけね!策士だねぇ〜。
ショウ:それに結婚生活を壊す気はないから、絶対にリスクはとりたくないんだよ。
編集H:ショウが浮気をしなくなった理由はわかったよ。でもやっぱり浮気癖のある人と付き合うなら、ある程度“覚悟”しておく必要がありそうだよね。
ユミの“覚悟”がどんなものだったのか、付き合ってみて、結婚してみて、苦労はなかったのか、このあとユミに聞いてみるよ。
あふれんばかりの好奇心が、「女性」に対するものから「成功者の見ている世界」に移ったこと、そして最愛の女性を見つけたことで、“女遊び”に終止符を打ったショウ。
でもユミは一体なぜ、彼が遊び人であることを知っていながら受け入れることができたのでしょう…?
ここから先は、ユミへのインタビューをお届けします。