「たまごっち」
1996(平成8)年に爆発的なブームとなったのが、バンダイから発売された「たまごっち」。
小型の電子ゲームで、餌を与えたり、糞の掃除をしたり、遊んだりして、コミュニケーションを取りながらキャラクターを育てていくゲームです。
異常なブームを巻き起こしたたまごっちは、手に入らないモデルが登場するなど過熱化。誰もがひとつは持って育てているほどに国民的アイテムへと登り詰めました。いま見ても手に取りたくなる魅力があるおもちゃですね。
ブームの沈静化と新シリーズの発売を繰り返しつつも、2019年1月には、ポケットモンスターシリーズの人気キャラクター「イーブイ」を育てられるたまごっち「イーブイ×たまごっち」が登場し、Twitter上でも大きな話題となっています。
「チェキ」
「チェキ」は、富士フィルムから1998(平成10)年に発売された、撮影すると写真がその場で印刷されるプリンター付きのカメラです。
撮った写真がその場で見られるという新しい体験や、そこから生まれるコミュニケーションが注目を浴び再ブームに。2016年12月にはファミコンのツイート数を大きく上回るほどの話題となっています。
「aibo」
「aibo」は、ソニーから1999(平成11)年に発売されたペットロボットで、当時は大文字の「AIBO」で2006年まで販売されていました。
2017年12月に「aibo」として12年ぶりの復活が発表され、そのタイミングでツイート数も急増しています。
2019年1月には、「あけましておめでとう」や「ハッピーニューイヤー」と話しかけると可愛らしい動きで新年の挨拶を返してくれると大きな話題となっており、その時期はファミコンを上回るツイート数を記録していました。
上記のアイテムだけでなく、まだまだ昭和の魅力あふれる製品は多くあります。いまの若い世代は親と仲が良く「親ラブ族」と表現する評論家もいるほどで、その背景もこの昭和レトロブームに繋がっていると見られています。
昭和世代の親の影響を受け、親に対する憧れの眼差しもあるのかもしれません。
2020年に入ってからも「PCエンジンmini」の発売が予定されており、今後も昭和レトロや再ブーム、再ブレイクといったキーワードが注目を浴びそうです。
懐かしさから手に取ってみたくなった方も、改めて昭和の古き良き製品に注目してみてはいかがでしょうか。
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