爪が育つ、ふたつのネイルケア
爪のケアも肌や髪と一緒です。
ダメージのない、よい環境を維持する心がけが大切です。そうすることで、次に生まれてくる爪を、より健康で強くすることになります。
Point1.乾燥させない“ついでケア”
爪は、乾燥すると欠けやすくなります。もともと硬いものが、さらに硬くなる分、脆くなって欠けやすいのです。こんな爪を乾燥から護るためには、クリーム類(油性)での保護が基本です。
よく動き、物に触れる指は、クリームが取れやすいため、爪周りの皮膚にはこまめにつけてあげましょう。爪専用のものありますが、ハンドクリームや肌につける乳液やクリームで十分です。
ハンドクリームをつけるときは意識して指先まで伸ばす、スキンケアで余った化粧品を指先にも馴染ませておく…この程度でOKです。日常生活で習慣にしてしまうといいですね。
Point2.食事に気をつける
普通の食生活をしていたら、まず心配ありません。でも、偏った食生活になっている人は多いものです。
爪の材料となる主な栄養素は、タンパク質と亜鉛です。タンパク質は、動植物から広く取りましょう。また亜鉛は、牡蠣やアサリなどの貝類、牛肉、ゴマ、ナッツ類にも含まれています。
さらにタンパク質からケラチンを作り出すのに関わる微量栄養素は、ビタミンA、ビタミンB2・B6、ビタミンCです。
亜鉛やビタミン類は、便利なサプリメントもあります。食事で足りないな…と思ったときは、利用しましょう。
いかがでしたか?
その硬くて丈夫なイメージから、案外ぞんざいに扱われているのが爪です。「よく働いてくれてありがとう」の意味も込めて、毎日丁寧にケアしてあげましょう。健康で美しい爪は魅力的で、それだけで「アート」なのです。
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