地元へ帰省した際、「普段は標準語で生活をしているのに、実家に帰ると自然に方言で話している」という方も多いのではないでしょうか。東京で暮らしている人は「同僚や友人が家族からの電話に方言で答えている姿が新鮮」と感じたこともあるかもしれませんね。
今回、婚活支援サービスを展開する「株式会社パートナーエージェント」が、20~39歳の独身男女2,180人に対して、方言についての調査を実施しました。
そこで見えてきた、好きな方言、話してみたい方言、恋人に話してほしい方言は、一体どのエリアでしょうか。さっそく、ランキングをチェックしてみましょう。
恋人に話してほしい方言ランキング・ベスト5
まず、日常的に「方言」を話している人は、全体の51.4%、「標準語」を話している人の割合は47.8%と、調査によるとほぼ半々となっていることが判明しました。
さらに普段は標準語や住んでいる地域の方言で話していても、年末年始などの長期休暇で地元に帰ると地元の方言で話す人は58.8%と、6割ほどとなっています。
それでは、関東圏では出会うことの少ないユニークな方言の数々の中でも、「恋人に話してほしい」と思う人気の方言はどこの地域なのでしょうか。
- 第1位 標準語(272票)
- 第2位 関西弁(255票)
- 第3位 博多弁(210票)
- 第4位 京都弁(171票)
- 第5位 北海道弁(69票)
1位は意外にも方言ではなく「標準語」(272票)という結果になしました。2位は「関西弁」(255票)で、「口喧嘩したら負けなそうなイメージがカッコイイ(33歳・女性)」とコメントが寄せられています。
3位「博多弁」(210票)には「女の子が使うととにかくかわいい(33歳・男性)」と、関西や九州地方は安定の人気であることがわかります。
また、2018ユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞を受賞した「そだねー」でおなじみの「北海道弁」(69票)が5位と急上昇。平昌五輪のカーリング選手たちの影響で、北海道弁を話す女性が男性に人気を博している様子です。
なお、1位から10位までのランキングは以下の通りです。
ランキングでは標準語が1位となりながらも、「両親の出身地など、縁がある土地の言葉なので親しみが湧く」という意見も多く、方言にときめきを覚える人が多くいることが感じられるランキング結果になりました。
日ごろは標準語で生活している皆さんも、気になる人と打ち解けたいと思ったときは、ふとした瞬間に地元の方言を使ってきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
- image by:oneinchpunch/Shutterstock
- ※初出:2019/01/03・TRiP EDiTOR
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。