「争い」が起きる地域もある
最近アジア人を狙った差別が横行しているようで、こちらのニュースでもよく見かけます。しかし、これはやはり、治安の悪い地区に限ったことだと言えるのでは…と思っています。
田舎やいろんな人種が集まる小さな町では、リカーストアには、銃が置いてある。つまりストアの店主でさえ、客を信頼していないため、危機感をもって商売をしているということです。
アクリル板は新型コロナが流行する前からありました。それは飛沫防止のためではありません。ボタンひとつでシャッターが下りる作りそのものが、「覚悟の上での商売」を表しています。窓枠に鉄格子など多くあるような地区では、同人種であれ争いは起きるのです。
治安の悪さは、ファストフードの店の数で見分けることもできます。白人地区やお金持ち(上流階級)エリアには、格安ストアは存在しないし、ファストフード店の数も少ない。意識が高いハイソな地区に住んでいる住民には、ジャンクフードは必要ではないのでしょう。
すぐに頭を下げる日本
そして、文化習慣でアメリカと日本が最も違うところと言えば、「謝罪」の習慣です。日本人はすぐに謝る、謝罪する。
アメリカでの「Sorry」は、「ごめんなさい」で使われることはあまりなく、どちらかと言えば「お察しします」とういう同情に使われる。身内に不幸があったときなど、「お悔み」に対してよく使われるのが「Sorry」です。
間違った行動をとったりして、謝罪する場合、アメリカ人は「私が間違っていた」とはっきりと言葉で伝えます。ただし、「間違った理由」つまり「言い訳」がしっかりしているのもアメリカ人です。
日本のように、消費者や国民のクレームに会社側が謝罪会見するなど、アメリカでは見たことがありません。とくに政治家の謝罪など、アメリカでは会見など行われない。国民が暴走してしまうためでしょうね。
どちらの文化、慣習がよいとか悪いとかではなく、自分の住む国以外の文化を知ることは決して悪いことではありません。これを機に、アメリカとの文化の違いを知っていただけたら幸いです。
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- ※本文内容を一部修正しました(2021/06/28)