食事のNGマナー3.なんでも「おいしい」という
日本人は何かを食べるとき、反射的に「おいしい〜」という人が多いですよね。ウソではなくても、ほぼ条件反射みたいになっている場合もあると思います。
もちろん韓国で食べた料理に対して「おいしい」という感想を述べることは、何の問題もありません。
しかし、口に入れたばかりでまだ味わってもいないのに「おいしい」と言ったり、「おいしい」と言いながら残したりすると、韓国人は「ウソなのかな?」と混乱してしまうようです。
韓国で食事をする際には、無理に「おいしい」という必要はありません。辛ければ「辛い」といっても大丈夫です。本当においしいと思ったときに、「おいしい」と伝えてあげてください。
そうしないと、「なんでもおいしいと言う人」といったイメージを持たれてしまいます(筆者も経験済みです…)。
次に、日本ではOKなのに韓国ではNGな「お酒のマナー」を4つご紹介します。
日本ではOKなのに韓国ではNGな「お酒マナー」
日本と韓国では、お酒の席でのマナーも大きく異なります。
筆者は日本企業と取引のある韓国企業で日本語の授業をすることもあるのですが、最初の授業で「日本のお酒の席でのマナー」について話をするようにしています。
コロナ禍の今はだいぶ減りましたが、日本と同様、韓国も取引先とお酒を飲む機会が多いです。せっかく仕事がうまくいったのに、お酒の席でやらかした…なんてことにならないよう、日本と韓国のお酒の席でのマナーの違いを、あらかじめお伝えしているのです。
「仕事のときは通訳がいるから必要ないけれど、お酒の席で日本人と楽しい時間を過ごしたいから」という理由で、筆者の日本語教室に通っているビジネスマンもいます。「お酒の席は、相手との距離を縮めるための最高の時間だ」と考える韓国人も多いです。
それでは、韓国人のお酒マナーを見ていきましょう!