こんにちは。無料メルマガ「共生パートナー」で夫婦・男女・人間関係・仕事に役立つコラムを発信している林繁行です。
きょうは、パートナーにイライラしたり衝突したりしがちな女性に知ってほしい、「夫とのコミュニケーションの取り方」をご紹介します。この手法を使えば、もっとパートナーに愛され、尽くされ、一生大事にされる女性になれるはずですよ。
モヤモヤする夫の言動、それも実は愛かも…
あなたとパートナーは、夫婦であっても他人です。子どもも他人です。
つい忘れてしまいがちですが、家族であっても考え方のクセはみんな違います。
よほど悪意を持っている人以外は、パートナーもあなたのことを思い、よかれと思って行動したり話をしています。なかには自分が優位に立ちたくてパートナーの言動を否定する人がいますが、これは例外です。
あなたが物足らなく感じたり、不快に感じたり、えっ違うよね…と思ったとしても、パートナーの言動は、真剣にあなたのことを大切にしようと考えたうえでのものであることが多いのです。
仮にパートナーがゴロゴロしていたとしても、それが男性に多い癒され方なんです。女性に多い癒され方である、話に共感してもらうこととはまったく違うのです。
パートナーがあなたに愛を示そうとして取った言動を、あなたが気に入らない場合にモヤモヤを感じたり愚痴が出てきたりします。特に女性のみなさんが、男性パートナーからの言動でモヤモヤを感じることが多いようです。男性は女性と比べて察する能力が低いからです。
だからといって、男性に「こうしてよ」「言ったでしょ」「○○さんちのパパは…」と命令したり責めたり比較したりすると、男性は段々あなたの言うことを聞かなくなり、喜ばせようとしなくなります。
モヤモヤや愚痴は、次の4つのステップで“翻訳作業”をして、男性に上手に伝えましょう。
“こうしてほしい”が上手に伝わる「お手玉4ステップ」
Step1.いったん受け取る
モヤモヤを感じること、愚痴を言いたくなることでも、いったん受け取り感謝します。これで男性は、あなたから認められたと思い、親密さを感じます。子どもが母親に褒められる感覚に似ています。
例えば、あまり好きではないブランドの財布をプレゼントされたときでも、「わぁ〜!嬉しい!ちょうどお財布がほしかったの。ありがとう!」と少し大げさに喜んで、チュっとキスでもするのです。
ここで男性に「あなたはわかってない」「こんなのいらない」「えっ…」「○○さんちのパパは…」などと否定したり命令したり責めたり比較しないようにしましょう。