恋活や婚活、友活など、いまや出会いを探せる気軽なツールとしてスタンダードになりつつあるマッチングアプリ。今回はマッチングアプリで出会って待ち合わせたのに、驚きの人物だった…という仰天エピソードをご紹介します。
「そんなまさか!」と思わず話したくなる体験談の数々に、使うのが少し怖くなっちゃうかもしれません。
マッチング相手がまさかの彼氏!喧嘩になるかと思いきや…

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「マッチングアプリを使い始めたのは、ほんの出来心でした。彼氏もいたし、そんな本気で浮気してやろうとは思っていなくて」
そう話す、A子さんの手にはスマホ。いまはやっていないのか聞いたら「卒業しました」と笑っていた。
「周りがみんなやっていて、私も気になる~と思ってはじめてみたんです。そしたら、いろんな男性からアクションしていただいて…現実でもこんなにモテたことないのに!って驚きました」
そんなA子さんに、ついに運命の出会いが訪れた。
「彼は…そうですね、いま思えばそりゃあそうだよなって感じなんですけど、相槌の感じとか、ユーモアあふれる話の振り方とか、私のタイプドンピシャでした」
自分の好きな雰囲気を丸ごとついてくる彼に、A子さんはどんどん惹かれていったようで…。
「私、冗談をしっかり冗談だって理解してくれる人が好きなんです。そのとき付き合っていた彼氏も、そういうタイプの人でした。でもマッチングアプリで知り合った彼もそういう人だったから…」
彼氏に似ていて、自分の好みにピッタリなその彼。A子さんの興味はチャットだけでは収まらず、
「そのうち、今度会ってお茶でもどう?って流れになりました。本当はね、彼氏がいるのにこんなのダメだよなって思いましたよ。でも、止められませんでした」
A子さんは会うことにしたという。そして当日、待ち合わせ場所のカフェにいたのは…。
「なぜか彼氏がそのお店の前にいるんですよ。え、何してるの?みたいな。彼はすっごい焦ってました。私も焦ったんですけど、変に動揺しちゃだめだよなと思って妙に落ち着いていた覚えがあります。で、アプリで彼に連絡したら、彼氏が同じタイミングでスマホを見るんですよね。お互い『えっ、まさか』って」
そして2人は恐る恐る、マッチングアプリの登録名を伝えあったという。まさかアプリ上で惹かれた相手がいま付き合っていた彼氏だなんて、誰が思っただろうか。
「アプリを使っていたことに関してはもうお互い様ですし、喧嘩にもなりませんでした。なんかごめん、という感じで。それよりも、匿名で顔も伏せていたのに、結局私たちって惹かれちゃうんだねって、むしろ運命を感じました」
なんとこのあと、A子さんは彼氏と結婚。マッチングアプリの件は笑い話になっているそうだ。
芸能人とマッチング…夢があるかも!?

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「最初はめっちゃテンション上がったんですけど、これってあんまりよくないよなって」
そう話すのはB子さん。なんと、マッチングアプリで芸能人とマッチングしたんだそう。
「そんなに有名な人というわけではなくて、駆け出しの人というのでしょうか。俳優のたまごでした。こんな仕事してるんだよねと教えてくれて、すごーいと、ただ純粋に喜んでいました。もしかしたら芸能人の彼女になれちゃうかもって」
そしてB子さんは、その彼にデートに誘われて速攻OK。さっそく待ち合わせ場所に向かった。
「どんなイケメンが待ってるんだろ~ってドキドキしながら向かいましたよ。だって芸能関係の仕事している人と知り合える機会ってなかなかないじゃないですか」
待ち合わせ場所についたB子さんは、彼と普通に飲み屋さんに向かい、楽しく食事をしたそうなのだが…。
「話しているうちにだんだんと、生半可な気持ちで付き合っていい人じゃないなって思いました。話していることがすごくしっかりしていて、仕事への姿勢も真面目で…なんでアプリやってるの?って聞いちゃったくらい!もし私と付き合っても、私は支えてあげられるか不安だなって思いました。むしろ私のせいで、彼が夢を追えなくなったらよくないなって」
そうしてB子さんは、それっきり彼と連絡を取るのをやめたそうだ。
「それからたまに、ミニドラマにちょっとした役で出ているのを見かけます。頑張れって、いつも応援しています」
マッチングアプリでの出会いが実ることはなかったが、よい思い出になったそう。