こんにちは。韓国在住歴3年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
以前書いた、韓国のおばちゃん記事は読んでいただけましたか?
- 関連記事
- おばちゃん、マジかっ!日本人がショックを受けた「韓国の女湯事情」
- おばちゃん、マジ…?在韓日本人がみた「韓国のおばちゃん」あるある
- そんなサービスしてくれるの!?在韓日本人が驚いた「韓国のおばちゃん」裏話
バラエティー番組や韓国人と話していると、韓国の強烈おばちゃんの名場面は普通のギャグとして使われたりしており、強烈なおばちゃんキャラは韓国の文化になりつつあります。
今回は韓国でもオマージュされまくりの、ドラマ・映画で韓国の強烈おばちゃんの名場面をもう一度見ていきましょう!
1.キムチビンタ!
韓国に少しでも興味がある人なら、「キムチビンタ」を見たことあると思います。 YouTubeで検索してみると、すぐに出てきました。
韓国で強烈キャラのお母さんが水をぶっかけるシーンはあるあるなのですが、キムチは韓国人もビックリ!だったよう。
後日、インタビューで俳優ウォンギジュンさんが唐辛子が耳や目に入って、その日の晩は頭痛がひどかったと話していました。
バラエティー番組やYouTubeで、このシーンがカットで出るときは「※危ない行為なので気をつけてください」との表示が必ず出ます。
ちなみに韓国の朝ドラはビンタシーンが多く、韓国の海苔巻き(キンパ)でビンタ、市場で売っている生魚でビンタなども見たことあります。
2.みんなブロッコリーヘアー
これは、映画『怪しい彼女』でみた、筆者にとってかなり印象的なシーン。この映画は日本で見たのですが、韓国に来てみたら「あ!映画でみたやつだ!」と思ったからです。
映画『怪しい彼女』は70歳のひねくればあさんが、ぴちぴちの20歳に若返って楽しめなかった青春を取り戻すストーリー。
そこから主人公は、若者のファッションや髪型を楽しみ始めるのです。
韓国ではおばちゃんの髪の毛は「アジュンマヘア(おばちゃんヘア)」と言われますが、この映画の後から「ブロッコリーヘア」とも言われるようになりました。
3.おばちゃんたちの本気
『サニー 永遠の仲間たち』のワンシーンで、主人公(42歳の女性)の娘をいじめる学生を、主人公の高校の仲間たちが懲らしめる!というシーンがあります。
この映画は日本をはじめ、香港、ベトナム、インドネシア、アメリカでもリメイクされ、日本版では広瀬すずさん、篠原涼子さん、渡辺直美さんも出演したことで話題になりました。
予告編に主人公たちの青春、むかしの喧嘩などを垣間見れることができますが、これと全く同じ方法で女子高校生と喧嘩するのです。
韓国のおばちゃんは、日本のおばちゃんに比べて気が強いという印象があります。最近は時代もかわり、普通に生活しているとそこまで気が強い人に出会うことはあまりありませんが、このシーンは「The おばちゃん」という印象を植え付けるようなシーンでした。
以上が、筆者が驚いたドラマ・映画の韓国の強烈おばちゃんの名場面でした。
ここ30年ほどで韓国のドラマの質は、ぐんと上がりました。最近のドラマもおもしろいですが、すこし前のドラマと見比べてみるのもいいと思います。ぜひ週末にこれらのドラマを見てみてくださいね!
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。