結婚後の家計を考えるにあたって、生活費を折半するか、お財布を一緒にするか悩んでいる人も多いでしょう。できれば一緒に暮らす前に、お金の話は済ませておきたいですよね。
2022年に保険マンモス株式会社が行った調査によると、結婚後にお財布を分けている夫婦は全体の46%という結果でした。約半分の夫婦が生活費を折半している状態です。
そんななかで、「夫婦で生活費を折半するなんておかしい!」という意見もちらほら。ライフスタイルに合わせた家計のやりくり方法を選ぶことが大切なようです。
今回は夫婦で生活費を折半するのがおかしいのかどうか、また生活費を折半するメリットやデメリット、生活費の折半に向いている夫婦などを探っていきます!
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夫婦で折半はおかしい派の意見
「相手が何にどれくらいお金を使っているのかわからない!私が食費や日用品代を担当していますが、払いすぎてるのでは?と不安になる」(31歳・会社員)
「毎月家族用の貯金を一緒にしていますが、夫の貯金額が少ないような気がする。趣味にはバンバンお金を使ってるみたいだから、なんだかモヤモヤします」(30歳・看護師)
「新しく出費が増えると毎回揉めます。特に子どもからのおねだりや旅行中の急な出費。どっちが払うって話で毎回険悪なムードに…。急な出費用にお互い出し合う分を増やそうとは言ってますが、夫が嫌がってますね」(34歳・自営業)
生活費を夫婦で折半するのがおかしい派は、相手の支出の不透明さが気になるようです。また急な出費のときにどちらが出すかも揉める人が多いようですね。
夫婦で折半はおかしくない派の意見
「共働きで収入も同じくらいだし、特におかしいとは思いません。結局負担額が同じなら一緒かなと」(32歳・保育士)
「自分の好きなようにお金を使えるのがうれしい。夫にお小遣いが足りないと愚痴を言われることもありません。相手が何にお金を使っていても文句を言えないので最初はイライラするかなとは思いましたが、別にそう言うこともなかったですね」(29歳・会社員)
「家族の貯金もお互い出し合って貯めてるし、給与は毎月見せ合ってるし、特に不満はないですね。家計簿も共有してるので問題ないです」(33歳・販売員)
生活費を夫婦で折半するのがおかしくない派は、お互いの収入を把握しあっている傾向にありました。
やはりお互いにどれくらいの額を稼いでいて、何にお金を使っているのかがわかるかどうかは大事なポイントなのかもしれません。