生活費を折半することで起きるトラブル
生活費を折半していた場合、夫婦間のトラブルが起きる場合もあるようです。
お互いの貯金額がわからない
どれくらい稼いでいるのか、生活費を払ったらどれくらい残るのか、何もわからない状態だと、一体相手がどれくらい貯金しているのかも明らかになりませんね。
「妻がコッソリへそくりを貯めていた」とはよく聞きますが、生活費を折半すると「パートナーの貯金額が多すぎてびっくり、家の貯金は少ないのに!」なんてトラブルが起きるかもしれません。
収入によってはどちらかの負担が大きくなる
生活費を折半する場合、どちらか一方に負担がのしかからないようにするのが大切です。収入の多い方が多めに払うなど、夫婦ごとにさまざまな工夫をしているでしょう。
しかし妊娠や出産によって収入が減ったりしたとき、生活費の負担割合の変更に臨機応変に対応してくれないパターンもあります。
自営業であれば月によって収入にばらつきがあったりするので、収入がゼロに近いのに生活費は支払わなくてはいけないなんてことも。
話し合いがスムーズに行えるのなら問題ありませんが、夫婦によってはトラブルのはじまりになるかもしれません。
ライフスタイルの変化が起きるたびに話し合わなければいけない
子どもが増えて出費が増えたり、ローンを組んで固定費の支払いが多くなったりと、ライフスタイルの変化は支出の増加に直結します。そのたびに生活費の折半をどうするのか話し合わなければいけません。
いまより貯金額を増やしたいと思った場合も、相手に負担を要求する必要があります。
お金の話をするのは疲れると感じる人もいるはず。人によっては「またお金の話?やめてよ!」と突っぱねることもあるかもしれませんね。