「取るだけ育休」を防ぐために必要なのは、事前の話し合い
「取るだけ育休」を防ぐには、事前の話し合いが必要だと思います。
育休とは、単なる休みではなく、子育てしながら育休明けの共働きの生活をスムーズに行うための準備期間です。
産前に育休中の家事・育児の分担はもちろんのこと、夫婦で育休終了後の生活をシミュレーションすることが大切です。
仕事、家事・育児を回していくためにお互いがどのような役割を担うのか事前によく話し合うことで、取るだけ育休を防ぐことができるのではないでしょうか。
我が家も、夫は育休を取りませんでしたが、2人目が生まれる前から、産後の過ごし方については話し合いをしてきました。
今回は、2人目ということもあり、うえの子の育児のサポートも必要だったため、事前に役割分担について細かく話し合う時間を設けたのです。
夫には、産前からなるべく家事や幼稚園の送迎、持ち物の準備など、うえの子のお世話などをしてもらい、準備をしてきました。
したの子を出産した後も「2人の育児のすべてを夫一人でもできるようにしておくこと」を目標にしました。
いまでは、夫に子ども2人を任せて出かけられるようになりました。
家族が増えると、その分育児の負担は増えます。特に1人目の場合は、初めての育児で不安も多いかと思います。パパは何をすればいいのかわからず、すべてママ任せになってしまうかもしれません。
そうならないためにも、事前に産後の女性の体の変化や子どもついて勉強しておくとともに、育休中をどのように過ごすのか事前に話し合うことが大切です。
子どもが誕生するということは、育休中の話にとどまりません。今後子どもと向き合う時間を夫婦でどのように共有していくのか、先を見据えて考えていかなければならないのです。
夫婦でどんな家族にしたいか、育児をどう取り組むのか、お互いの復職後の生活をイメージしながら出産を迎えることで、お互い有意義な育休を過ごすことができるのではないでしょうか。
育休中は子どもの成長をじっくりと見られる貴重な時間
育休中は子どもの成長をじっくりと見られる貴重な時間です。
寝返りができた、ハイハイができた、つかまりだちができるようになった…など、その瞬間でしか見られない子どもの成長を見られる期間でもあるのです。
子育て中は、イレギュラーな出来事も多く、なかなか思うようにはいきませんが、それも家族と向き合う時間として止め、育休を楽しんでほしいと思います。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。