これまで付き合った歴代彼氏のなかで、忘れられない元彼はいますか?
今回は4人の女性たちによる、歴代彼氏とのエピソードをご紹介!4人が語る赤裸々な思い出に、思わず自分の元彼を思い出してしまうかもしれません。
デートで「服装」と「髪型」を指定してくる男

image by:Unsplash
ミサキ(仮名):私の元カノで一番インパクトがすごいのは、キョウゴ(仮名)かな。かなりのナルシストっていうか…自分大好きな人だったんだよね。
リサ(仮名):あ、覚えてる!ポケットにいつも薔薇さしてた人でしょ?
ミサキ:そうそう。タキシード仮面かよって、いまになって思う。
カオリ(仮名):なんで付き合ったの?
ミサキ:性格もかなり紳士的でレディファーストだったから好きになって付き合ったんだけど、彼女になったら結構な地獄だったね。自分の美のために彼女も協力すべきってスタンスだったから。
アリサ(仮名):なに?どういうこと?
ミサキ:つねにキョウゴを引き立てる振る舞いをしなきゃいけないの。キョウゴのかっこよさを引き立てるために、デートのときは事前に服装とか髪型を指定される。ちょっとでも気を抜くと「僕の美しさが汚れるだろ!」って怒られたよ(笑)。
リサ:やばいね(笑)。
アリサ:思い出した。隙あらば鏡で自分チェックしてた人だよね?
ミサキ:そうだよ。鏡もそうだし、ショーウィンドウとかビルのガラス、知らない人の車の窓…自分が映る物なら何でもチェックしてた。それでちょっとでも髪型が乱れてたら直しにお手洗い行くんだけど、そういうお直しグッズを持つのは私の役目。
アリサ:なんで?自分で持てばいいじゃん。
ミサキ:バッグを持つ自分がかっこ悪いらしいよ。だから荷物は全部私に持たせるの。「女性はバッグ持つのが当然なんだから、ひとつくらい俺の荷物が増えてもいいでしょ?」って。でもそのうちワックスとスプレーと、財布と、イメージチェンジ用のアクセサリーと…ってどんどん荷物が増えていったよね。私は小さいバッグが好きだったけど、キョウゴのためにあえて大きいトートバッグとかリュックにしてた。いま思えば本当にバカみたい。
リサ:別れてよかったよね。暴力振るうような人ではないけど、ちょっと付き合いきれないし、苦しいだけだなって思う。でもさ、ミサキって結構そういう癖のある男子好きにならない?
ミサキ:なる!キョウゴの前の彼氏はメイク男子で美意識高かったんだけど、私のメイクポーチにいつも難癖付けてきて本当にめんどくさかった。ちなみにいまの彼氏は筋トレ大好きで、私の体脂肪率と体重を全部管理してる。少しでもBMIが変動したら詰められるよ。
リサ:そういう癖のある人が好きなんだろうね(笑)。私は物欲が少ない人が好き。ミニマリストとか、無印男子とか、趣味や見た目がさっぱりした人にハマる傾向ある。
アリサ:私は真逆で、派手な人にハマりやすいかも。オラついてる人のかわいいギャップにやられて秒で落ちちゃう。大して中身も知らずに付き合うことが多いから、結局毎回同じような目に合うんだよね。カオリは?
カオリ:私は愛されたいタイプだからってのもあるんだけど、愛が重い人にハマりやすいのかも。一度塩対応な彼氏と付き合ったけど、3週間で耐え切れなくなったし。
ミサキ:やっぱり元彼ってなんだかんだ共通点あるよね。
リサ:よくないってわかってても同じようなタイプに惹かれちゃうの、なんなんだろうね。