韓国人にとって「夫婦別姓」とは?
韓国人にとって夫婦別姓は、家族や個人のアイデンティティを尊重する重要な要素となっています。
夫婦が結婚後もそれぞれの姓を名乗ることで、自身の家族や血縁を守りながら、結婚後も個々のアイデンティティを持ち続けることができます。
しかし家族ができれば「お母さんだけが別の姓」になるわけですから(子どもたちはお父さんの姓を受け継ぐことが多いです)、筆者が日本語を教えているある生徒は「おかあさんがちょっとかわいそう」と話していました。
ただ、このように感じる韓国人はほとんどいません。
実際、筆者も義母にこれについて話してみたのですが、最初は質問自体を理解できていないほど意識したことはないようでした。
在韓日本人が夫の姓を名乗ることを韓国人男性はどう考える?
筆者の周りに限ったことなので、すべての韓国人男性に当てはまるわけではないと思いますが、「別にわざわざ変えなくても…」「えっどうして変えるの?」と感じる人が多いみたいです。
しかし、在日韓国人男性に聞いてみたら「実は妻がそう提案してくれて嬉しかった」と話していました。日本で国際結婚をする際は、夫婦同姓が義務ではないからです。
ちなみに、筆者はただ「めんどくさい」という理由で夫婦別姓を維持しています。
このように「姓」に関しては、韓国は個人や血縁を維持する、日本は同姓にすることで家族の一員になるという考えがあるようですね。
「たかが姓、されど姓」で、調べてみてなかなかおもしろかったです。
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