2023年、流行語大賞の候補にもノミネートされた「蛙化現象」。
それに次いで現在TikTokで話題になっているのが、派生語の「キング化現象」です。
とにかく恋人の行動がおもしろくて仕方がなくなる…というキング化現象。いったいどんな意味があり、そのような特徴があるのでしょうか?
今回は、キング化現象について詳しく解説していきます!
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「キング化現象」とは?
キング化現象とは、好きな人が何をやってもおもしろく感じてしまう現象のこと。
王様のことは何をしても肯定しなければいけないし、どんなにつまらなくても賞賛し、おもしろいと褒めなければいけない…といった様子からこの名がつけられたといいます。
2023年に流行した蛙化現象の派生語として、TikTokを中心に広がっている言葉です。
蛙化現象は好きな人への愛が急激に冷めてしまう様子を表していましたが、キング化現象はまったく真逆のポジティブな意味合い。
蛙化現象では結果的に別れてしまうことが多いのですが、キング化現象の場合は関係が深まったり長続きしたりするようになるでしょう。
キング化現象の例1.私服がダサくてもおもしろい
ファッションセンスがない、私服がダサい…蛙化現象なら幻滅して即別れを選択してしまいそうなところですが、キング化現象は私服のダサささえおもしろく「私の恋人、最高!」と思ってしまいます。
人によっては「個性的でおもしろい、ますます好きになっちゃう!」なんて思うこともあるでしょう。
普段恋人の学生服や仕事着しか見ていない人にとって、私服がダサいかどうかはデートしてみるまでわかりません。
もし相手の私服がダサくてもおもしろいと感じたのなら、キング化現象が発生している証拠ですね。
キング化現象の例2.鼻毛が飛び出していてもおもしろい
男女ともに鼻毛が飛び出していると、不潔だな…という印象を抱いてしまいがち。
うっかりお手入れを忘れていたという場合も多いかもしれませんが、相手にあまりいい気持ちを抱かせることではないでしょう。
指摘される側もなんだか恥ずかしい気持ちになってしまいますよね。
しかしキング化現象では、鼻毛が飛び出ている相手の様子がとにかくおもしろくて仕方がありません。指摘するときも「鼻毛出てるよ、ほんとウケる!最高!」となるでしょう。
笑われていることに対して相手が複雑な気持ちになってしまいそうですが、不潔だなと思われるよりはいいですよね。
キング化現象の例3.目の前で転んでもおもしろい
目の前で突然恋人が転んだとき、おもしろくって大爆笑してしまう…それもキング化現象特有の行動です。
蛙化現象では相手が転んだりつまずいたりするだけで「無理!」と思ってしまうのですが、キング化現象はそんな行動さえおもしろくて仕方がありません。
普通なら心配するところですが、心配するよりも先におもしろさが来てしまうので、相手にムッとされてしまうこともあるかもしれません。
もしおもしろくて笑ってしまっても、しっかり相手の様子を気にかけるようにしたいですね。
キング化現象の例4.ボケてすべってもおもしろい
何かおもしろいネタを言ったり、ボケたりしたとき、その場が盛り上がるのならいいのですが場合によってはすべってしまうことも。
恋人のそんな様子を見て「おもしろい!」と感じるのもキング化現象の特徴です。
「またすべったの?おもしろい!」と、とにかく楽しくて仕方がありません。また、なんですべったのかもわからないほど、自分にとっては恋人が最高におもしろかったというパターンもあるでしょう。
すべってその場が静まり返るよりは笑ってもらえたほうがうれしいという人が多いので、相手も喜んでくれそうですね。
キング化現象の例5.改札で引っかかってもおもしろい
電車に乗った際、ICカードの残高不足で改札で止められてしまう…そんな恋人の姿を見たときに思わず笑ってしまうのもキング化現象です。
人によっては「しっかりしてよ!」と思うでしょうし、蛙化現象が起きてしまって幻滅する場合もあるでしょう。何回も繰り返しているような恋人なら、うんざりしてしまうかもしれませんね。
しかしキング化現象では、ネガティブな気持ちに一切ならず、それどころか人によってはお腹を抱えて笑ってしまうほどおもしろいと感じることも。
どんなにうっかりな行動でもおもしろいと感じる、それがキング化現象です。