本当にあった!キング化現象エピソード2選
運動音痴の元オタク彼氏がおもしろすぎる
「大学1年生の時に付き合い始めた彼は、大学デビューでした。服装もおしゃれで髪型もあか抜けてて、まさか大学デビューだとは思わなかったんですけど、付き合う前に『俺は元オタクで、実はすっごい陰キャなんだ』ってカミングアウトしてくれたんです。がっかりされたくなくて…って。そんな素直なところにますます惹かれ、私たちは付き合い始めました」
そう話してくれた美代さん(仮名/21歳)は、付き合ってからずっと続いているキング化現象について話をしてくれました。
「初デートのとき、彼が私の目の前で盛大に転んだことがあったんです。彼氏は青ざめた顔をしていましたが、私はそれがおもしろくて、笑いながら助けに行きました。そのあと急いで走らなければいけないこともあったんですけど、彼がとにかく足が遅くて、もうそれもおもしろくておもしろくて」
いまもなお、彼の運動音痴っぷりや、時折見せるオタクっぽい行動に笑いが止まらないという美代さん。そんな美代さんに対して彼氏はというと…。
「初デート冒頭から転び、急がなきゃいけないのに足が遅かったから、正直嫌われたと思っていたみたいです。でも私があまりにも笑うし、私は覚えていないのですが『本当に最高、楽しすぎる』と言っていたみたいで、その言葉に救われたと話してました。変に着飾らなくても大丈夫なんだ…と肩の荷が降りて、一生大事にしようと思ったよなんて言ってくれましたね。いまは大学卒業後に同棲する準備を進めています」
大勢の前でまさかの一発ギャグ…ユニークな彼女がおもしろい!
「付き合いたての彼女が、サークルの飲み会で酔っぱらって、突然一発ギャグをしてきました。めちゃくちゃかわいい子だったので、そのギャップにその場は完全に引いてましたね」
当時、付き合いたてだった彼女の思わぬ一面を見てしまったという隆司さん(仮名/25歳)。
周りは完全に引いていたものの、隆司さんはそのギャップがおもしろくて仕方がなかったようです。
「おもしろすぎる、俺の彼女最高!って思いました。素面のときはぜんぜんそんなことしないので、酔っぱらった時限定だったんですけど、そのギャップがたまらなくおもしろくて、いつも動画を撮って楽しむほどでした」
そして付き合ってから2年後、素面のときは一切おもしろいことなんてしなかったという彼女が、突然ぽそっとギャグをつぶやきます。
「やっと素面のときでもおもしろいことやってくれたと思って、もうおもしろいとか最高とか通り越して、感動で泣いてました。笑いながら号泣してるので彼女はめっちゃ驚いてましたが、それだけ彼女が好きで、最高で、おもしろいんだよって力説したら不思議そうにしてましたね。男友達には『思ってた感じと違って引いたしょ?』とか『よくあんなわけのわからん子と付き合ってるな』って言われますけど、めちゃくちゃ可愛いじゃないですか。多分俺はキング化現象と蛇化現象のハイブリッドですね。そんな彼女に、もうそろそろプロポーズする気でいます!」
キング化現象のエピソードを見てみると、どちらのカップルも結果的にとっても仲良く、幸せに過ごせていることがわかります。
仲良しカップルの象徴ともいえるキング化現象になれるよう、ぜひ恋人のおもしろい一面を探してみては?
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。