年齢を重ねても若者気分が抜けない人もいて、「中身は学生のころのままかも」と自覚している人も多いでしょう。
とはいえ、年齢に見合った言動を心がけるのは大切です。年齢に合わない言動を続けていると、一発アウト認定されてしまうかもしれませんよ。
今回は、アラフォー男性が一発アウト認定されてしまう言動をご紹介。こんな言動を繰り返しているのなら要注意です!
一発アウトな言動1.価値観の押し付け発言
「『普通は~』とか、『一般的に~』とか、自分の常識を押し付けてくるアラフォー男性は説教じみててうざい」(20代/販売員)
「オタクトークで盛り上がってたら『あんなののどこがいいの?俺は無理!ありえない!』って言ってきてドン引き。価値観なんて人それぞれです」(30代/会社員)
「『女は結婚して子ども産んでどうせやめるだろ?』って言って、尊敬していた女の先輩の昇進のチャンスを台なしにした上司。その瞬間に大嫌いな上司に変わってしまいました。ちなみに女の先輩は独立して、上司よりも稼いでバリバリ働いてます」(30代/会社員)
人それぞれ価値観は違うのに、それを他人に押し付けるのは、誰でもNG。自分の価値観を相手に強要する行為ほど疎ましがられるものはありません。
多様性を尊重しよう、という社会の動きすら反対する行為ですよね。「まだそんなことしてるの?古い!」と思われてしまう可能性もあるでしょう。
もちろん、価値観が間違っているというわけでもないでしょう。しかし、相手の価値観が間違っているというわけでもありません。みんな違う、ただそれだけなのです。
ひとりひとり違うけど、その価値観に他人があれこれ意見する権利はないという認識を持ってほしいですね。
一発アウトな言動2.「でもでもだって」のオンパレード
「何か話せば、すぐ『でも』『だって』と言い訳がましい男は無理!結婚を目前に控えてましたが、やっぱり最後までそこに引っかかって別れました」(30代/医療系)
「優柔不断で、とにかく『でも~』と悩み続けるアラフォー男性は子どもっぽくて一発アウトです。婚活パーティーで出会っていいなと思った相手との2回目のデート、可愛さをアピールしたかったのかもしれませんが、でもでもばっかり言ってメニュー決められないのが本当に無理でした」(30代/接客業)
「同窓会で再会した初恋の彼が『だって僕、〇〇ちゃんに会えてうれしかったんだもん~』って突然甘えた声で言ってきてドン引き。年齢考えろって思いました」(30代/会社員)
でもでも、だって…という発言は「子どもっぽくてドン引き」という意見が非常に多く、聞いた瞬間一発アウトという人が多かったです。
たしかに、子どもが親に甘えていたりわがままを言っていたりするような雰囲気がうかがえますね。
また、「でもでもだって」な発言には、はっきりしない優柔不断さが見えます。年齢を重ねているのにはっきり決断することができず、いつまでも迷い続けているというその様子が、周りに一発アウトと思われてしまうのでしょう。
言い訳したくなるときや、はっきりできずに「だって~」と悩むときもあるかもしれません。
そんなときでも気持ちをぐっとこらえ、いったん飲み込むようにすることが、身に着けたい大人の流儀でしょう。
一発アウトな言動3.過去の栄光の自慢話
「高校のときは地元のヤンキーを束ねてたとか、そんな昔の自慢話もういらないから!って思います。アウトですね」(20代/会社員)
「『飲み会の席で、若いころはブイブイ言わせてて何股もかけてたんだよね~』とか言ってきた上司にドン引き。周りの女性社員が完全に軽蔑してました。もしそのあと『まだまだいけるよ』とか言ってたらセクハラで訴えてたと思います」(30代/飲食業)
「『こう見えて若いころは結構ヤンチャしてたんだけどさ』って言ってきた婚活相手。その一瞬で、ないなと思いましたね」(30代/公務員)
過去の話は過去の話、いまはいま。どれだけ過去にすごい功績を成し遂げた人だったとしても、いまは関係ありませんよね。
それなのにいつまでも過去の栄光にすがって自慢してくるようなアラフォー男性は、なんだかみじめに見えてきてしまいます。
むしろ「いま自慢できることがないんだ…」とかわいそうに思う人もいるかもしれません。
それなら、現在挑戦していることを打ち明けたり、最近刺激を受けたエピソードを話したりしたほうが、アウトにならず会話を楽しめますよ。
また「これくらいしか自慢できることがないんだけど、いい挑戦のアイデアない?」なんて周囲に聞いてみたほうが好感度は高いですね。
どれだけ話のタネになりそうなエピソードだったとしても、過去の栄光を自慢するのは控えることが大切です。
一発アウトな言動4.否定しまくり
「何か話せばすぐに『いや』って否定してくる夫!本当大嫌い、だから後輩たちに嫌われてるんじゃない?って思います」(30代/主婦)
「何を言っても絶対に認めようとしないアラフォー男性はキッツいです。会話振られてこっちが会話膨らませようと自分の意見返したら『いやそれは違うでしょ』って絶対に言ってくる店長…もう二度と話したくない」(20代/飲食業)
「仕事で成果を上げた後輩。上司たちからも賞賛されていましたが、アラフォーの先輩は絶対に褒めず、悪口ばっかり言って、挙句の果てに本人に『お前は全然ダメ、どうせ運だけ』と言っていました。否定している姿が滑稽で、なんだか…みじめです」(30代/会社員)
相手の発言を一切認めず、とにかく否定し続ける言動も、一発アウト認定されてしまうので要注意。
自分の意見以外は受け入れない頑固な人に見えてしまいますし、柔軟性もなく、考え方が凝り固まっていて「近寄りづらい」と思われても仕方がありません。
相手を否定する言動の根底には、正しく治してあげたいという思いがあるでしょう。しかしその「正しさ」は自分軸でしかなく、世間一般とはずれている可能性もあります。
先述した通り、否定しすぎると価値観の押し付けにもなってしまいますよね。
否定したい気持ちをぐっとこらえ、相手の意見を受け入れるという心の余裕を持つことが大切です。
一発アウトな言動5.姿勢が悪くて偉そう
「ふんぞり返った姿勢で椅子に座り、店員に『水』と言い放った付き合いたての彼。蛙化現象って言うんですかね、無理すぎて即お別れしました」(30代/接客業)
「会社でいいなぁと思っていた男性の先輩に『お前』とうえから目線で言われたのですが、その瞬間にいままで抱いていた憧れが消え去りましたね」(20代/会社員)
「話しかけたらすぐ『で?』『だから?』『お前さぁ』ってうえから目線な先輩が本当に無理!食事に行ったら足広げるから隣に座る人がいつも窮屈そうだし、姿勢も悪いし、年齢考えてほしいです」(30代/公務員)
アラフォー男性に限らず、横柄な態度は嫌がられてしまいがち。
若者ならまだ、この先大人になったらよくない行動だと気づけるだろう…と思えますが、アラフォー男性がそんな行動していたら、もう二度と直らないんだろうなとあきらめにも近い感情を抱いてしまいそうです。
どれだけ素敵な人だと思っても、やはり偉そうな態度をとっているとがっかりしてしまうでしょう。
「お前」なんてうえから目線で呼ばれるのもいい気がしない人が多いです。友達じゃないんだから、と言ってしまいそうですよね。
年下だからといって威張りすぎる態度も考えものです。
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