相手の話を肯定すること
「離婚間際、夫に言われたのが『君はいつも僕の話を否定するよね』という言葉でした。私はそのつもりなかったのですが、夫の話にいつも『でも』『いや』と返答していたようです。そんな私に、夫がうんざりしてしまったんですよね」(34歳/女性)
「別れてから後悔しても遅いのですが、ずっと、専業主婦の妻より稼いでいる僕のほうが偉いと思ってました。だから妻の話なんてろくに聞かず、常に否定し続けていたんです。その結果妻は僕に愛想をつかし出て行ってしまいました。いまとなっては、妻だって十分頑張っていたのにと思います」(37歳/男性)
「夫の話は9.5割愚痴だったので、いつも『へぇ』とか『ふーん』しか言ってませんでした。たまに変だなって思うときだけ『それは違くない?』って否定してたんです。でも、それがよくなかったみたい。相手の話を肯定し、受け入れてあげることって大事なんですね」(31歳/女性)
どんなに相手の話が自分の価値観と違ったとしても、たまには肯定する瞬間も作らなければいけません。いつも否定され続けていたら、誰だって話すのが嫌になってしまいますよね。
そのうち会話の回数が減り、すれ違いが生まれ、2人の間に距離もできてしまうと、離婚へとつながってしまうでしょう。
相手の話にただ頷くだけでもいいので、毎回否定し続ける癖のある人は要注意ですよ。
日ごろの感謝を伝えること
「結婚してからずっと、妻にありがとうと言っていませんでした。子育てするのも家事するのも、やって当たり前だと思ってたんです。そうした態度がダメだったんでしょうね。妻に感謝しないでいたら、愛想つかされちゃいました」(35歳/男性)
「子どもを産んでから夫のやることなすことすべてイライラしてしまって…食器を洗ってくれても、夕食を作ってくれていても『そんなんで偉そうにしないで』『手伝ったからってなんなの?』といつもとげとげしていました。むしろ、褒められたいからやってるんでしょ?と思ってました。でも感謝を伝えなかったせいで、夫の気持ちが離れ、不倫されてしまいました」(33歳/女性)
「妻にありがとうだなんていつ言ったのが最後かな…気づけば感謝しなくなっていて、そのうち心の距離が離れて、離婚届を持ってこられてしまいました。ついつい慣れて感謝しなくなってしまいますが、感謝するのって多分、すごく大事です」(42歳/男性)
夫婦だから、家族だから当たり前という考え方は夫婦の溝を作ってしまうので要注意。
近い距離になったとしても、相手を思いやり、感謝の言葉を伝えるのは忘れないようにしたいですね。