4. 一年の終わりに行う、強運をひらく禊ぎの習慣

image by:大杉日香理
小戸神社の穏やかな境内を歩いていると、古代の禊ぎが特別な儀式ではなく、もっと人の暮らしに根ざした「再生の力」だったのだと実感します。
イザナギが黄泉の国の深い闇を見たあと、心の穢れを洗い流したように、12月は生まれ変わり、来年へと進む準備と時期と言えるでしょう。
今回は日常の中で簡単に取り入れられ、強運の流れをひらく禊ぎを紹介します。
一年の滞りを流す「再生の呼吸」
まず、息を深く吐き切ります。
胸の奥や肩の裏にまで溜まった一年分の澱みを外に出すように意識すると良いですね。
次に、頭頂に向かうようにゆっくり息を吸い込みます。光を吸い込むような意識で行うと、良いでしょう。
最後に、川を渡る風のように、息を一気に吐き出しましょう。
これを数回行うことで、あなたの内側に「新しい情熱」が生まれます。
強運とは、まずこの空間に風が通り始めるところから動き出すでしょう。
12月に行う禊ぎとは、自然の巡りに自分を重ねる時間。
大淀川が静かに海へ流れ込むように、私たちもまた新しい1年へ向けて、自然と共鳴するように意識を向けていきましょう。
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