2015年の厚生労働省の調査では、入籍したカップルが約64万組いるのに対し、結婚式を挙げたカップルは約35万組で54%と半数です。
そもそも結婚式とは、多くの場合「リピートがないもの」とされており、自身の結婚式や友人の結婚式に対して「後悔したくない」「失礼だからいえない」「失敗した経験を次に生かすことがない」などの理由から人々のニーズがわかりづらいといわれています。
しかしこれから結婚式を予定しているカップルや、結婚式をしようかどうか迷っているカップルにとって、結婚式経験者の声や参列経験者の声は気になるところではないでしょうか。
今回は、株式会社CRAZYがTwitter上で実施し、2日間で10,000ツイートを超える声を集めた「#結婚式に自由を」という企画の結果をもとに、平成から令和への変遷のなかで変化した「結婚式観」をご紹介します。
結婚式の不満は、不自由、しきたり、ご祝儀…
「結婚式に関する不満」で多かった意見は、下記のような結果になりました。
- 不自由(38.2%)
- しきたり(16.3%)
- ご祝儀(9.4%)
- ドレス(9.3%)
- 持ち込み(6.2%)
- その他(20.6%)
20代後半にもなると大抵の人が平均で1〜4回の結婚式参列経験があるといわれています。
最近では、ゲストの体験を重視して結婚式を考える新郎新婦も増えているなか、参列経験者が感じる結婚式の不自由さは、ひとつのヒントともいえるでしょう。
「その他」には、2次会、ピン札、スピーチ、忖度、大安、セレモニー、LGBT、恥ずかしい、再婚、高いなどのキーワードが上がりました。